NEW BOOKS 新着情報相模原


12/10 新着図書

【図書館員の注目本】

『ぼくのにゃんた』
アーティスト鈴木康広さんの初の絵本作品。ねこと少年のお話です。

 

『写真の新しい自由』
コマーシャル・フォトの連載「流行写真通信」と写真家特集「Photographers Now」をまとめた一冊。
時代を代表する写真家たちのロングインタビューも掲載されています。

 

『SHINJI OHMAKI』
アーティスト大巻伸嗣さんの作品集。
各地で発表されてきたインスタレーションが収録されています。

 

『刺繍のエンブレム AtoZ』
刺繍をベースにする作家atsumiさんの作品が満載の一冊。ステッチの刺し方、エンブレムの作り方の解説もあります。

 

『たとえる技術』
人とは違う「たとえ」を入れることによって表現力がアップする技術を作家せきしろさんが紹介しています。

 

他全102冊。

 

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2016年12月10日

NEWS 図書館からのお知らせ杉 並


特集コーナー「アメリカ合衆国」

来年1月には新しい大統領が就任するアメリカ合衆国。そんなアメリカに関する図書を近年出版されたものを中心に集めてみました。詳細は9・10番書架横の特集コーナーをご覧下さい。

 

『映画で読み解く現代アメリカ : オバマの時代』

2017年1月で任期を終えるオバマ大統領。オバマ政権時代のアメリカをスピルバーグ監督の『リンカーン』やクリント・イーストウッド監督の『J・エドガー』など映画を通してみていきます。社会に潜むさまざまな問題が見えてきます。2015年発行。

 

『これならわかるアメリカの歴史Q&A』

アメリカの歴史を、誰もが思うシンプルな疑問にこたえる形で追っていきます。アメリカ史の入門書しても、読みやすい一冊だと思います。2015年発行。

 

『ヒップな生活革命』

アメリカ文化を追い続けてきた著者が現地で進化する「ヒップな生活革命」をレポート。2014年発行。

 

『奇妙なアメリカ : 神と正義のミュージアム』

アメリカに存在する奇妙な8つの美術館を徹底調査することで見えてきた超大国アメリカの複雑な葛藤。2014年発行。

 

『世界の武器商人アメリカ誕生 (語られなかったアメリカ史 : オリバー・ストーンの告発:1)』

映画監督オリバー・ストーンとアメリカン大学歴史学教授によるアメリカ史。若い読者向けにリライトされているので読みやすい一冊になっています。2016年発行。

 

『9・11 (ナイン・イレヴン) ジェネレーション』

9.11当時アメリカの高校に留学中だった著者が肌で感じた超大国アメリカ。その本質をみつめ問い、平和への願いを綴った一冊です。2004年発行。

 

その他全21冊。

 

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2016年12月9日

NEWS 図書館からのお知らせ杉 並


杉並図書館員推薦図書コーナー 12月

杉並図書館員推薦図書コーナーを入替えました。

去年12月~今年2月にtwitterでご紹介した本を展示しています。

展示されている本は貸出可能です。詳細はカウンター向かって右脇の杉並図書館員推薦図書コーナーをご覧下さい。

全12冊です。

 

『グレウサ』 〈女子美OGはしあさこさんの著作〉

『糸あみプランツ : クロッシェレース・アクセサリー』 〈女子美OGknotさんの著作〉

『注目の女性クリエイタープロファイル 』 〈女子美関連の本〉

『かわいい琳派』

『菊坂ホテル (シリーズ昭和の名作マンガ)』

『新聞紙とガムテープでこんなのつくれた! : 親子で自由研究』

『東京 1934〜1993 (フォトミュゼ)』

『Takashi Homma : Tokyo : a collection of photographs』

『おやつのない人生なんて』

『サンタクロース公式ブック : クリスマスの正しい過ごし方』

『ボクの音楽武者修行』

『リトルプレスの楽しみ : おしゃれなミニコミを作ってみたら』

 

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2016年12月8日

EXHIBITION 展示相模原


写本芸術 2

展示期間:2016年12月2日~2017年1月27日

展示場所:相模原図書館 1階

 

ヨーロッパの稀覯書をADEVA社のファクシミリ普及版で紹介します。

今回展示したシリーズ「Glanzlichter der Buchkunst」は、福音書・時祷書・黙示録・医学書・物語などバラエティに富んだ内容です。

描かれている挿絵や装飾活字が大変美しく見応えがあります。

今回は10~19巻を展示しました。

 

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2016年12月7日

EXHIBITION 展示相模原


貴重書『驚異の書 : マルコ・ポーロ東方見聞録 ファクシミリ版』展示中

展示期間:2016年12月2日~2017年1月27日

展示場所:相模原図書館 1階

 

マルコ・ポーロが伝えたジパング(日本)のエピソードには、元寇のこととされる事柄が含まれています。

『東方見聞録』(ファクシミリ版)とともに『蒙古襲来絵詞』(図書)を展示し、中世ヨーロッパ人が想像で描いた元寇と鎌倉時代の絵師が描いた元寇の違いを紹介しました。

 

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2016年12月7日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


12/7 新着図書

【図書館員の注目本】

 

『たまちゃんとあかちゃん』

はじめてあかちゃんと暮らすことになった猫のたまちゃん。優しさが溢れるどいかやさんの絵本です。

 

『死なないつもり』

横尾忠則さんの最新エッセイ。80歳を迎えた横尾さんが語る創作について、人生について。

 

『「里山」を宮崎駿で読み直す』

宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』、そして日本を舞台にした『となりのトトロ』、『もののけ姫』、『崖の上のポニョ』から日本の里山、里海について考えます。

 

『創造元年1968』

小説家・批評家である笠井潔さんと映画監督・演出家の押井守さんが二人のルーツのなった1968年について徹底的に語ります!

 

『つくって楽しむわら工芸』

数あるワラの工芸品の中から生活用具、飾り物、縁起物など16種のつくり方を難易度別に紹介。下処理からオールカラーで解説され、わかりやすい一冊になっています!

 

その他全25冊。

 

詳細検索で「新着〇日以内」と入力すれば一覧がご覧いただけます。

http://lib.joshibi.ac.jp/mylimedio/search/search-input.do?mode=comp&nqid=1

 

2号館1階ロビーのガラスケース内で展示中の新着図書も貸出可能です。

気になる本がありましたら、カウンターまでお越しください。

 

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2016年12月7日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


11/30 新着図書

【書評に取り上げられた本】

 

『新怖い絵』

〈読売新聞(2016/11/7)〉

中野京子さんの「怖い絵」シリーズの4冊目。カーロ、ミレー、フラゴナールの絵画に迫ります!

 

『文明開化がやって来た』

〈毎日新聞(2016/11/27)〉

明治時代の新聞の挿絵から見えてくる文明開化。「散切り頭」や「」シャツを着た書生」など、当時の日本人の生活の様子や関心事が伝わってきます。

 

『これはすいへいせん』

〈産経新聞(2016/11/13)〉

谷川俊太郎さんの文と亀山達矢さんと中川敦子さんのユニット「tupera tupera」の絵でおくる絵本。絵と文章のレイアウトも面白い一冊です。

 

書評(新聞)は関連リンクからご覧いただけます。

 

 

【図書館員の注目本】

 

『美人画づくし』

女子美OGの丁子紅子さん、寒河江智果さんの作品も掲載されています。現代の美人画づくしです!

 

『デトロイト美術館の奇跡』

美術にまつわる小説を数多く発表している原田マハさんの著作。現在、上野の森美術館で「デトロイト美術館展」が開催中!

 

『ぐでたま理論』

「競争社会で生きるのをあきらめ、ぐでぐでやる気のないたまご」のセオリーとはいかに!?

 

その他全26冊。

 

詳細検索で「新着〇日以内」と入力すれば一覧がご覧いただけます。

http://lib.joshibi.ac.jp/mylimedio/search/search-input.do?mode=comp&nqid=1

 

2号館1階ロビーのガラスケース内で展示中の新着図書も貸出可能です。

気になる本がありましたら、カウンターまでお越しください。

 

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2016年11月30日

TEACHERS' SELECTION 先生の本棚から


本物の知、本当の新しさ 〜 その最終補給地はどこか

 

大学院美術研究科デザイン専攻 非常勤講師 (音楽文化学)

石井 拓洋

 

 各自が関わる分野について、大学では、たとえば、大きく二つの側面を学ぶ必要があると考えることもできそうです。一つは、専門として選んだ領域をより深く詳細に学ぶこと、そして、もう一つは、学びにおいて得られた事柄の全体を学術的にまとめるための視点、いわゆる、「研究的視点」の存在を学ぶことです。これらは、車の両輪であり、双方の学びが重要なことは言うまでもありませんが、ここでは、とくに後者に焦点をあてて述べたいと思います。

 

 まず、前者の学びとしては、たとえば、藝術創作研究の分野であれば、表現の具現に関わる具体的な技法や素材のこと、そして作家や様式のこと、あるいは、それらの最新動向などがあげられるかもしれません。それらの知見や技術は、学生のみなさんにとって、まさに日々の課題提出や作品の成否に関わるものであり、その時々の問題意識に直結する有益なトピックであると思われます。したがって、みずから必要な資料や情報をたゆまず探しつづけ、それを摂取、消化しながら、日々、各自の問題意識において、有益なデータが大量に蒐集・蓄積していくことでしょう。また、むしろ、大学卒業後にこそ、職業をつうじて、真に専門的な具体的知見や技術を、いよいよ体得することができると言うべきかもしれません。

 

 一方、後者の学びが対象とするのが、いくつかある「研究的視点」です。ここでは藝術領域を含む人文社会科学分野に話を絞りますが、ここでいう「視点」とは、すなわち、先人たちの精緻な思考から導かれた、世界や物事に対する現実性を伴った大局的な「見方」(みかた) です。いくつかの、このような「視点」の存在を知り、理解し、そしてそれらを適宜参照することによって、わたしたちは、前者の学びによって蒐集・蓄積された多様にして膨大なる情報をまえにして、それを考察し、解釈するための意義ある発想や方途を見いだすことができ、それを通して、最終的に一つの学術的成果物にまとめることができます。多少の気恥ずかしさをよそに、ここで、これら「視点」の基礎的なものを列挙するならば、たとえば、それは「記号論」をはじめとする「言語論的転回」を経過した視点であり、様々な「批評理論」を踏襲した視点であり、あるいは、「イデオロギー論」のような権力と社会に関わる視点であり、つまるところ、二〇世紀の知の蓄積を理論的根拠とする「関係論」的な視点があげられると思います。

 

 この後者の学びの道程は、しかし、簡単ではありません。なぜなら、それらの「視点」が、才気溢れた先人たちの精緻な思考から導出されたものであるだけに、大抵は、初学者が通常に発想しうる範囲や日常慣習の範囲を優にこえる次元にまで議論がおよぶからです。たとえば、かつて、誰もが「地動説」を想像だにしなかったように、まさに本当の意味で「新しい」ことであれば、そのような事柄や概念を、わたしたちは、もとより想起すらできないでしょう。自らのうちに、そもそも存在しない概念を独学で学ぶことはできません。独学には、つねに既知領域の再確認に留まるおそれがあることに留意すべきです。したがって、後者を豊かに学ぶには、通常、単独では困難と言わざるを得ず、やはり学識ある先達の支援が不可欠となります。さらに、そのような「新しさ」は、反面、常に空論となる危険性を孕んでいるために、大学以外の多くの場、とくに、経済性こそを追究すべき局面では、およそこのような、一面で悠長なる議論にかかずらうほどの余地はないと考えられます。つまり、大学卒業後、それは、とくに触れにくい側面となることでしょう。これらを勘案すると、後者の学びは、大学という場でこそ学びうる事柄と言えそうです。

 

 後者の学び、つまり、いくつかの「研究的視点」の理解から得られるものは、学術研究以外でも実に多く、たとえば、私たちの社会での営みの限界を自覚させるとともに、そのことで、かえって、世界への態度をより自由で新鮮なものにしてくれます。そもそも、私たちの世界の見方はどれほど自由なのでしょうか。思想家ルイ・アルチュセールによれば、私たちの視点のうちには、学校、文化施設、メディアなどを通して、すでにたっぷりと体制維持に資する思想風潮(=イデオロギー)が、思考にも身体にも、無意識のうちに刷り込まれているといいます。つまり、私たちが、いわゆる「普通」や「良心的」、あるいは「かっこいい」、「かわいい」と思える価値観や物の見方は、その時々に勢力ある多数派を支える方向へと無意に偏向している可能がかなり高く、その場合、周囲とは、多少、物の見方が変わっているとか、新しいなどといったとしても、所詮は、その大勢的イデオロギー内に事前に用意された安全なる許容範囲を漂っているにすぎません。一方、そのとき、意義ある「研究的視点」を用いるならば、すくなくとも、そのようなイデオロギーの「相対化」を助けてくれることでしょう。つまり、まるで「空気」のように自らを取り巻く、その見えにくいイデオロギーの存在を、まずは意識させ、たとえ、そこから逸脱することはほぼ困難であったとしても、すくなくとも、そのイデオロギーが唯一絶対ではないものとして批判的に検討する術、そして、それにともなう開放感を与えてくれるということです。

 

 それが「相対化」できないことで何よりも問題となるのは、みずからの営為に潜む限界や惰性、そして不自由、それ自体が、もはや認識すらされないことでしょう。すなわち、前者の学びを通して、どれほど意欲のある人が、いかに精力的に情報を蒐集したとしても、あるいはまた、蒐集した情報が、本来、どれほど価値を持つものであったとしても、もし、その情報の蓄積に対して見とおす時に用いる最後の「視点」が陳腐ならば、つねに結果もそうならざるをえず、もっとも問題なのが、かかる陳腐さすら認識できないということです。

 

 これは学術研究のみならず、創作研究であっても、けっして、例外ではありえません。作品をまとめあげるときの拠り所となる、各自の「美的なもの」もまた、ここでいう「研究的視点」の場合と同様でしょう。そこにおいて、もし、「後者の学び」に意識的でなければ、その「美」は容易にイデオロギーに取り込まれ、事前に想定されたその範囲内で安全に漂っているにすぎず、さらに、そのような限界すら、すでに認識できない隘路に陥っている可能性も高いと言わねばなりません。人間にとって、「美」だけは、この世のすべてを超越するという合理的理由を見いだすことは、どうも、今のわたしには困難に思えるからです。

 

 さて、このたび、本学附属図書館企画の「*RECOMMENDATION オススメ本の紹介」において、わたしは、五冊の書籍を推薦しました ( 二〇一六年十一月頃 )。これらは、すべて、ここでの「後者の学び」、つまり、「研究的視点」に資するものを意図して選んだものです。先にふれたアルチュセールのほか、ロラン・バルト、池上嘉彦、松宮秀治、そして、フレドリック・ジェイムソンといった、いずれも一筋縄ではいかない「視点」をもつ、卓越した識者たちによる名著です。これらを紐解くならば、慣習的思考の転換をうながす何かに出会うことは間違えありません。けっして、「三日でわかる」ようなものではなく、面白おかしいものでもありません。しかし、およそ、わたしたちが生きている間くらいは、古くなりえない、或る確かさを得ることになるでしょう。「前者の学び」とともに、大学という場でこそ、ぜひ、このような「視点」にふれ、そして、卒業前に学んで欲しいと願っています。

 

*註(図書館):「RECOMMENDATION オススメ本の紹介」で推薦された五冊

芸術崇拝の思想 : 政教分離とヨーロッパの新しい神

国家とイデオロギー

物語の構造分析

記号論への招待

政治的無意識 : 社会的象徴行為としての物語
                                                   

2016年11月30日
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