三文オペラ : ブレヒト/ヴァイル ; 放蕩児の遍歴 : オーデン/ストラヴィンスキー
No.042
  • 著 者:ブレヒト、岩淵達治訳 他
  • 出版社:音楽之友社
  • 出版年:1989年

俳優、演出家、大道具、衣装、照明、音楽。さまざまの要素が最高のレベルで出会ったとき、芝居は奇蹟としか言いようのない圧倒的な表現に達する。そういう舞台に接することが出来たら、幸運を噛みしめるべきだ。裏返していえば、ある戯曲の理想的な上演というものは、そうめったにお目にかかれるものではない、ということ。そう考えると、戯曲を読む楽しみを知るひとが少ないのは残念だ。ブレヒトは、ベケットと両極をなす20世紀演劇の代表的作家。戯曲から自分なりの舞台を思いめぐらしてほしい。

教養研究室 教授
田桐 正彦
いるのいないの
No.041
  • 著 者:京極 夏彦作 ; 町田 尚子絵 ; 東 雅夫編
  • 出版社:東京 : 岩崎書店
  • 出版年:2012

怪談えほんシリーズ3 絵も文章もとにかく不気味。描かれている怪しげな猫たちや薄暗い部屋 恐怖をかきたてる演出が散りばめられています。つい、背景の薄暗くなっている場所に目を凝らして見てしまいます。ラストページは、恐怖のあまり叫びそうになってしまいました。本当に子供向けなのでしょうか…。
ラストページの為に、1ページずつ丁寧に読むことをオススメします。

杉並図書館スタッフ
A.N

物語の構造分析
No.040
  • 著 者:ロラン・バルト
  • 出版社:みすず書房
  • 出版年:1979年

友だちの作った作品をどのように解釈していますか? 「正しい」解釈を保証するのは何でしょうか。 友だちの制作意図、つまり、「作者の意図」でしょうか。 思想家ロラン・バルトによれば、作品解釈の正統性を導くような作者は、どうも、1968年にはすでに死んだらしいです。そして、「作者の死」にともない、「作品からテクストへ」とその文化的成果物の呼び方も変わったそうです。なるほど作品を創るといっても、作家は神のように全くゼロから創造しえません。なので、バルトは作品を「引用の織物」なる「テクスト」と呼びました。

メディア表現領域 非常勤講師
石井 拓洋
No.039
  • 著 者:三輪茂雄
  • 出版社:法政大学出版局
  • 出版年:2005

著者は故人ですが、日本の粉体工学の基礎をつくられた同志社大学の先生で、島根の仁摩サンドミュージアムに1年で落ちる砂時計を製作されたり、「なき砂」の研究など科学的な視点で人間の粉に関する営みを見つめた同じシリーズでの「篩」「臼」、また、子供向けの絵本「粉がつくった世界」ほか著書もある先生です。「粉体」について書かれた入門的な本は、別の著者で「不思議な粉の世界」「トコトンやさしい粉の本」・・・など数式をほとんど使わず平易に書かれた本があります。映像と絵画の関係、「物とは」「その物性」など見つめる必要が美術にはあると私は考えています。

日本画専攻 教授
橋本 弘安
猫舌 : 「もしもし、ベロしまい忘れてますよ」
No.038
  • 著 者:板東 寛司写真/荒川 千尋文
  • 出版社:人類文化社 
  • 出版年:2001

猫が舌をしまい忘れることがあることをご存知でしょうか?毛づくろいをした後とかにしまい忘れてしまうみたいです。そんな少しまぬけでかわいらしい猫の写真やお母さんのおっぱいを呑んだ子猫が舌を少し出して眠たそうにしている写真等が載っています。その他にも猫舌についてのことや猫舌のお菓子について少し載っています。読むととても癒されて猫の舌を観察したくなる一冊です。

杉並図書館スタッフ
M.T

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