展示

EXHIBITION 展示杉 並


特集「Welcome! Joshibi Library~女子美の先生・OGの本集めてみました~」

 

展示期間:4/5(土)~6/20(金)


展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビーガラスケース展示コーナー

 

 

女子美生の皆様、ご進級・ご入学おめでとうございます。

 

女子美術大学杉並キャンパス図書館へようこそ!

 

 

 

 

新年度第一弾の女子美杉並図書館ガラスケース展示は、


女子美生を教え導いてくださった先生方や


女子美から巣立ち、女子美で学んだことや自身の個性を生かして


社会の第一線で活躍している先輩たち。


そんな女子美にゆかりのある人々の図書をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 


図書館内には今回展示している本以外にも、

 

女子美OG・先生の本を集めた「女子美関係図書コーナー」を

 

常設しています。


ラインナップは随時追加していますので、

 

ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

 

展示中の図書はすべて貸出可能です。

 

貸出・閲覧希望の方は、

 

お気軽にカウンタースタッフにお声がけください。

 

2025年4月5日

EXHIBITION 展示相模原


女子美OG展 先輩たちのあゆみ

展示期間:2025/4/5㈯~2025/6/20(金)
展示場所:相模原図書館1階展示コーナー

 

女子美術大学の皆さま、ご入学、ご進学おめでとうございます!
今年も相模原図書館1階にてOG関連の本を展示いたします。

 

 

絵本や画集、挿絵やグッズ本などなど…、女子美OGのお仕事は書籍との関りが多くあります。

 

 

女子美生らしい個性豊かな作品から、誰もが知っているあのキャラクターまで!
先輩たちはどんな作品を世に発信しているのか、展示コーナにぜひ立ち寄ってみてください。

 

 

2025年4月5日

EXHIBITION 展示相模原


鳥獣戯画に迫る!

展示期間:2025/4/5㈯~2025/7/28㈪
展示場所:相模原図書館1階展示コーナー

 

今回は相模原図書館所蔵の貴重書である鳥獣戯画(複製)の展示を行います。

 

 

国宝であり、日本の漫画の原点とも言われている鳥獣戯画ですが、未だ多くの謎につつまれています。
はっきりとした作者は不明で、また描かれた経緯も詳細はわかっていませんが、子供たちに宮中で行われる様々な「年中行事」を教えたり、娯楽として『鳥獣戯画』が作られたのではないかと考えられています。

 

 

当時の背景を想像しながら作品を見てみると違った楽しみがあるかもしれません。愛くるしく、ユーモア溢れるキャラクター達を原寸大でぜひ堪能してください。

 

2025年4月5日

杉 並

特集「こころ うるう からだ / からだ うるう こころ」

展示期間:2025/4/5(土)~2025/5/23(金)
展示場所:杉並図書館 図書館ギャラリー

 

4・5月の杉並図書館 図書館ギャラリーのテーマは、
「こころ うるう からだ / からだ うるう こころ」です。

 

 

すっかり暖かくなり、こころもからだも弾む季節になりました。
この春から一人暮らしを始める人、制作時間が増える人…
様々なことが心機一転してワクワクする反面、気づかないうちに疲れが出やすい時期でもあります。

 

そんな「こころ」と「からだ」の相互的な作用に注目して、セルフケアの本を集めてみました。
メンタルケアのコツやからだが喜ぶレシピ、女性ならではの悩みに寄り添う本、女子美OGの絵本など盛りだくさん。
どの本もおすすめですが、いくつかご紹介します。

 

 

 

 

【1】『女子の心と体のトリセツ』
生理や女性ホルモンが与える女性の心と体の変化について、正しい向き合い方が身につくアドバイスが丁寧に書かれています。自分の体についての理解が深まれば、揺れ動く心にも落ち着いて対応できたり、大切な人と誠実な関係を築くことにもつながります。『メンタルに効く西洋美術 : 逆境にもくじけないアーティストたち』
メンタルマッチョなゴーギャン、ハイリー・センシティブ男子ゴッホ、など美術史に名を残す芸術家たちのメンタル事情をユニークに紹介!女子美生も共感できるポイントが多いと思います。女子美でも授業をご担当いただいている宮本由紀先生の著書。

 

【2】『メンタルに効く西洋美術 : 逆境にもくじけないアーティストたち』
メンタルマッチョなゴーギャン、ハイリー・センシティブ男子ゴッホ、など美術史に名を残す芸術家たちのメンタル事情をユニークに紹介!女子美生も共感できるポイントが多いと思います。女子美でも授業をご担当いただいている宮本由紀先生の著書。

【3】『ひとりごはん : 少ない素材でおいしい!』
遅くまで制作に追われて、自炊している暇もない!というみなさんへ。ささっと作れて栄養バランスもばっちりなひとりごはんはいかかですか?食材の保存の仕方や最低限の調理器具まで載っていて、自炊のハードルがぐっと下がっちゃいます!

 

【4】『おしゃれっていいもの』
おしゃれは自分を大切にすることにもつながり、ストレスにも効果的と語る女子美OGの大橋利枝子さん。雑誌『Olive』でスタイリストの仕事を開始し、2018年には「自分が着たい服を、作ろう」と自身のブランド “fruits of life”を立ち上げました。 コーディネートのコツだけでなく、笑顔と姿勢の大切さまで教えてくれます。

 

 

 

他 全42冊、雑誌以外はすべて貸出可能です。
※卒制貸出・図書館サポーターの方は雑誌も借りられます。
図書館ギャラリーをぜひご覧ください。

2025年4月5日

EXHIBITION 展示相模原


【終了】時代を超える美、浮世絵の世界

展示期間:2025年1月6(月)~3月15日(土)
展示場所:相模原図書館1階展示コーナー




みなさんは「浮世絵」と聞くとどんなイメージをもつでしょうか。
有名な画家であるゴッホも浮世絵の影響を受けたと言われています。




今日では有名な浮世絵に、写楽の『三代目大谷鬼次の江戸兵衛』がありますが、当時の江戸の人たちにとって、写楽の浮世絵は斬新で新しいものでした。




日本独自の魅力的な絵画として認識をされている浮世絵ですが、新しく想像し、創り出した人たちがいます。




そのような浮世絵がどのようにして生まれたか、今回の浮世絵の展示を通してぜひその背景に触れてみてください。

 

2025年1月6日

EXHIBITION 展示杉 並


2024年展覧会をふりかえる!

展示期間:1/6(月)~3/15(土)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー


2025年、新しい年がはじまりました。
杉並図書館では毎年新年恒例となっております、
前年に開催された展覧会を振り返る企画展示を行います。





そして今回のポスターも、
図書館サポーターさんがデザインしてくださりました。
良いスタートが切れそうな勢いを感じますね!


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2024年は、どんな年でしたか?
女子美図書館では一昨年よりも
多くの展覧会カタログを購入しました。
2024年1月~12月までの展覧会カタログをピックアップし、
時系列で展示してみました。










この展示で昨年行った展覧会を振り返ったり、
見逃してしまった展覧会カタログを
ぜひチェックしてみてください!


また、図書館内には、今回の企画展示以外にも、
全国の展覧会カタログをたくさん取り揃えております。
開催中の展覧会カタログはカウンター正面に展示されており、
開催終了後に貸出可能となります。

 

ぜひ、杉並図書館カウンター正面の
展覧会カタログコーナーも合わせてご覧ください。



2025年1月6日

EXHIBITION 展示相模原


【終了】AR(T)chitecture 世界の美しい建築

展示期間:2024年11月25(月)~2025年3月15日(土)
展示場所:相模原図書館1階展示コーナー

 


建築家はデザイナーなのか、それともアーティストなのか。
疑問に思ったことはないでしょうか。
今回展示するのは、世界で有名な建築物の本です。




美術と建築は密接に結びついており、歴史的に見ても、その関わりは多岐にわたります。

今回展示で紹介しているフランク・ゲーリーは、自らの設計に芸術的要素を取り入れることで、その建築物を一種のアートとして表現しています。




美術と建築が交わることで生まれる独自の魅力は、見る人に感動を与える、まさに芸術作品ともよべるのではないでしょうか。

今回の展示でぜひお気に入りの建築家を見つけてみてください。


2024年11月26日

EXHIBITION 展示相模原


【終了】WE LOVE HELLO KITTY展

展示期間:2024年10月3日(木) ~ 2024年12月23日(月)
展示場所:相模原図書館 1階 展示コーナー



世界中で愛されているハローキティ。
そんなハローキティは2024年で50周年を迎えます。



今なお根強い人気を誇るハローキティですが、社会的ブームとなった90年代にデザイナーを担当していたのは、女子美術大学の卒業生山口裕子さんです。



今回はそんな女子美とも関連深いハローキティに関する展示です。



世界共通語となった“KAWAII”の火付け役でもあるハローキティの世界を、たっぷりとご紹介します🎀


2024年10月3日

EXHIBITION 展示杉 並


Paragone|レオナルド VS ミケランジェロ

展示期間:2024年9月24(火) ~ 12月23日(月)
展示場所:杉並キャンパス 2号館1階ロビー ガラスケース

 

 

今回のガラスケース展示では、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ・ブオナローティの絵画や彫刻を、迫力ある巨大な書籍の図版でご覧いただきます。(ポスターは図書館サポーターさんが作成してくださいました!)

 

ルネサンスを代表する巨匠、レオナルドとミケランジェロ。同時代に活躍した2人は、お互いをライバル視していたなどという逸話も残っています。レオナルドは絵画を、ミケランジェロは彫刻を、より優れた芸術と考えていたようで、彼らの間には思想的な対立がありました。

 

このように、芸術においてどの分野がより優れているのかと論ずることを「パラゴーネ」(Paragone)と呼びます。2人は絵画と彫刻のパラゴーネの中心人物と言えるのかもしれません。

 

ベネデット・ヴァルキによる調査、レオナルドの手記、ミケランジェロの見解をもとに、パラゴーネについて知り、その上で、当時活躍した巨匠たちの作品(図版)をご覧ください。

 

 

異分野の芸術を比較して優劣を決めるのはナンセンスじゃない?
わたしは、こっち(絵画/彫刻)の方が素晴らしいと思うなあ!
分野じゃなく個々の作品の良さに優劣があるんじゃないかなあ…

 

 

さまざまな意見があると思いますが、いったん意見の良し悪しは置いておいて、芸術を(作品を)比較するということを今一度考えなおしてみる機会になれば幸いです。

 

 

 


 

 


 

 

 ライバル(?)たちの意見 

ライバルとして紹介されることもあるレオナルドとミケランジェロ。2人の絵画と彫刻に対する意見とはいったいどのようなものだったのでしょうか?それぞれ見ていきましょう。

 

 

 レオナルドの意見 

レオナルドは、自身の手記において、絵画を彫刻、文学、そして音楽より上位に位置づけ*¹、

画家はあらゆるものを意のままに創造することができ(略)画家には広範囲にわたっての模倣が可能であるが彫刻家はそうではない*²

という旨の論拠を示しており、絵画や画家の優位性を説いています。

 

 

 ミケランジェロの意見 

一方ミケランジェロは、フィレンツェの人文主義者であるベネデット・ヴァルキ(1503-1565)が諸学芸のパラゴーネを取り上げる講演に先立ち行った、美術家へのアンケートに対し、次のように回答しています。

絵画は浮き彫りに近づくほど立派になり、浮き彫りは絵画に近づくほどより悪くなるように思えます。(略)彫刻こそ絵画の灯火であり、両者の間には、太陽と月ほどの相違があるように考えておりました。しかし(略)考えを改めました。(略)絵画も彫刻も、結局は同じものだと申せましょう。(略)各々の画家が、絵画に劣らず彫刻の制作に、同様に彫刻家は彫刻に劣らず絵画の制作に励むべきでしょう。(略)彫刻と絵画は和解すべきであって、多くの議論は放念すればよいのです。*³

当初は彫刻の方が優れていると考えていたようですが、次第に考えを改め、絵画と彫刻の間に優劣はないと結論づけています。

 

 

 レオナルド VS? ミケランジェロ 

対立するように思われがちな2人ですが、こうしてそれぞれの意見を聞いてみると真っ向から対立しているとは言い難いようにも思えます。特にミケランジェロは絵画と彫刻の間に優劣はないという結論に至っており、また、2人はイタリア・フィレンツェのヴェッキオ宮殿にある「500人大広間」の相対する壁に、それぞれ壁画を制作する予定などもあったとされており、共作ではないようですが共演NGというわけでもなさそうです。われわれが思うほどライバルというわけでもないのかもしれませんね。

 

 あなたの意見 

ここまで、レオナルドとミケランジェロの意見について説明してきましたが、あなたの意見はどうですか?芸術の分野には優劣があると思いますか?あるならばそれはなぜですか?ないのだとしてもそれは必ずしも良いことと言い切れるでしょうか?

 

あなたはどう思いますか?

 

 

 

12月23日まで杉並キャンパス2号館1階ロビーガラスケース展示コーナーにて展示しておりますので、この貴重な機会にぜひご覧ください。

 

 

 


 

 

 

〈参考文献〉

 

パラゴーネ:諸学芸の位階論争
 ベネデット・ヴァルキ 著
 オスカー・ベッチュマン、トリスタン・ヴェディゲン 編
 清瀬みさを、小松原郁 訳
 中央公論美術出版 2021年12月30日発行
 ISBN:978-4-8055-0962-3

 

*1:p.10-12
*2:p.44
*3:p.251

 

2024年9月6日

EXHIBITION 展示相模原


【終了】芸術家の愛した動物たち

展示期間:2024年8月1日(木) ~ 2024年11月22日(金)
展示場所:相模原図書館 1階 展示スペース

 


日常生活に癒しを求めてペットを飼っている方も多いと思います。
動物と人間の関りは古くからあり、絵画の中でもよく描かれています。





今回はそんな動物を題材にした絵画資料の展示を行います。





愛らしく描かれた子犬、戯画の中のユーモア溢れる猫など、
私たちにも馴染み深い犬と猫を主題にした、さまざまな作品を集めました。




また、絵画の中の動物は特別な意味を持って描かれる場合もあります。
絵の中の動物たちから時代の背景なども考えてみると新たな発見があるかもしれません。


2024年8月2日
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