NEW BOOKS 新着情報杉 並


5/25 新着図書

【図書館員の注目本】

 

『折形』

武家の礼法として生まれた「折形」。基本の包みから、現代のラッピングまで贈り物を包む楽しさが伝わる一冊です。

 

『ナスカイ』

梅 佳代さんの写真集。全寮制の中高一貫男子校を訪ねた記録。キャンパスノート風の装丁も面白い!

 

『TAKE OUTお持ち帰りのデザイン』

成長するテイクアウト・ビジネス。そこに欠くことのできない人々を魅了するパッケージデザインを紹介。

 

『’80sガーリーデザインコレクション』

80年代のガーリーデザインをキャラクター編、アイテム編に分けて紹介。今の学生さんには新鮮に見えるかな?

 

『美しいものを』

雑誌『暮しの手帖』の初代編集長 花森安治さんのちいさな絵と言葉集。

 

『運命の絵 (中野京子と読み解く)』

『怖い絵』でお馴染みの中野京子さんがムンクの「叫び」やモローの「オイディプスとスフィンクス」などの絵画を独自の視点で読み解いていきます。

 

その他全25冊。

 

詳細検索で「新着〇日以内」と入力すれば一覧がご覧いただけます。

http://lib.joshibi.ac.jp/mylimedio/search/search-input.do?mode=comp&nqid=1

2号館1階ロビーのガラスケース内で展示中の新着図書も貸出可能です。

気になる本がありましたら、カウンターまでお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年5月25日

NEW BOOKS 新着情報相模原


5/24 新着図書

【図書館員の注目本】

 

『SOU・SOU 京菓子あそび』
テキスタルデザインと京和菓子の上品なコラボレーション。
どちらが欠けても成り立たない美しさを、ぜひご堪能ください。

 

『犬ぽんぽん』
「動物ぽんぽん」著者の最新作。愛すべき犬たちを毛糸のぽんぽんでつくります。
つくる人によって異なる表情。自分だけの一匹に出会えます。

 

『名建築の空想イラスト図鑑』
“建物の生き方を描く”まったく新しい建築図鑑。
実在しない「空想建築」だからこその、刹那的な美しさです。

 

『毛の人類史』
驚異の「啓毛」書!!‘なぜ人には毛が必要なのか?’
育毛中心の実用書ではなく、髪と人間の関わりを網羅した本です。

 

『鳥の正面顔』
鳥の萌え顔172種!あの鳥を正面から見ると、こんな顔・・・
思わぬ顔に心癒され、和んでください。

 

他全120冊

 

2017年5月24日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


5/18 新着図書

【女子美OGの本】

 

『イラストで読むギリシア神話の神々』

女子美OG杉全美帆子さんの著作。ギリシア神話を杉全さんならではの視点と楽しいイラストで楽しく学べる一冊です!

 

 

【女子美OG関連本】

 

『クリエイターが「独立」を考えたとき最初に読む本』

女子美OGの吉田ユニさんが独立してフリーで活躍するデザイナーの一人として取り上げられています。

 

 

 

【図書館員の注目本】

 

『不自由な自由自由な不自由』

そのほとんどが匿名とされてきた社会主義デザイン。本書はデザイナ―やその周辺の人々に会い、その人の体験や考えを紹介し、デザインに具体性を与えることを試みた一冊です。

 

『江戸→TOKYOなりたちの教科書』

地形の成り立ちから江戸、幕末、昭和、現代と大都市東京の都市形成がつかめる一冊です。

 

『MOA美術館』

2017年、今年リニューアルし「美術品が最も美しく映える空間」に生まれ変わったMOA美術館の魅力を所蔵する日本美術の名品とともにご紹介。

 

『手仕事と工芸をめぐる大人の沖縄』

布、うつわ、かご、金細工、木工、沖縄デザインにシーサーまで沖縄の土地で育まれた手仕事をご紹介!

 

『一度見たら忘れない奇跡の建物』

その造形の大胆さと美しさで文字通り「一度見たら忘れない」建築を紹介。日常に突如出現する不思議な形たち!

 

その他全51冊。

 

詳細検索で「新着〇日以内」と入力すれば一覧がご覧いただけます。

http://lib.joshibi.ac.jp/mylimedio/search/search-input.do?mode=comp&nqid=1

2号館1階ロビーのガラスケース内で展示中の新着図書も貸出可能です。

気になる本がありましたら、カウンターまでお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年5月18日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


5/11 新着図書

【女子美OGの本】

 

『くまさん』

まど・みちおさんの詩、女子美OGましま せつこさん絵でおくる優しいくまさんの物語。読んだ後は心がホッコリします。

 

 

【図書館員の注目本】

 

『だから、うまくいく日本人の決まりごと』

日本ならではの暮しと、人付き合い。知っておくと便利な事柄が可愛くてわかりやすいイラストとともに学べます。

 

『進化する!地域の注目デザイナーたち』

地域の魅力を全国に発信するデザイナーたちのポートフォリオともいえる一冊!地方別に紹介されています。

 

『世界の夢の本屋さんに聞いた素敵な話』

タイトル通り、本屋さんにまつわるショートストーリーが詰まった一冊。独立系書店の多いアメリカを中心に紹介されています。

 

『ARTIST to artist』

23人のアーティストが心をこめて書いたメッセージ。作品、下絵のほかに愛用の画材なども紹介されています。

 

『自分で考えて生きよう』

文筆家松浦弥太郎さんのエッセイ。暮し、仕事、人間関係、物選びなどの工夫とコツを教えてくれています。

 

その他全49冊。

 

詳細検索で「新着〇日以内」と入力すれば一覧がご覧いただけます。

http://lib.joshibi.ac.jp/mylimedio/search/search-input.do?mode=comp&nqid=1

2号館1階ロビーのガラスケース内で展示中の新着図書も貸出可能です。

気になる本がありましたら、カウンターまでお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年5月11日

TEACHERS' SELECTION 先生の本棚から


ヘビを助ける物語について

芸術文化専攻 助手 中島彩花

 

修験道の聖地・熊野に通じる山道を、一人の修行僧が血相を変え、荷物も放り出し、転がるようにして駆けていきます。

 すれ違う参詣人たちが、一体何事かと怪しんでいると、後からもう一人、女が走り過ぎていきます。髪と衣を振り乱し、草履を脱ぎ捨て恥も外聞もなく。

 僧は、この女から逃げていました。女は、「修行が終わったら自分に会いに来る」という約束を破ったその僧を追いかけていました。

 

「あな口惜しや。いちどでも、われ此の法師を取つめざらん限りは、心はゆくまじきものを」

 

 美しかった女の顔が、次第に獣のような形に変化していきます。やがて口から火を吐き、蛇頭人身の姿となり、ついには、まがまがしい「大毒蛇」へと変身してしまうのです。

 

 これは、紀伊国(現在の和歌山県)にある道成寺というお寺の伝説を描いた、『道成寺縁起』という絵巻の一場面です。

 恋心を裏切られた怒りによって大蛇に変じた女と、追われる僧との何十キロにも及ぶ追跡劇は、僧が逃げ込んだ道成寺で決着を迎えます。

僧は寺の人々に訳を話し、大きな鐘の中にかくまってもらいますが、その鐘に取り付いた大蛇によって焼き殺されてしまいます。大蛇が火を吹きながら鐘に巻きつく場面は、この絵巻のクライマックスともいえるでしょう。

 

しかし、物語はまだ終わりません。

数日後、道成寺の老僧の夢の中に、二匹の蛇が現れます。

そのうちの一匹が、「わたしは鐘の中にこめられた僧である」と名乗ります。そして、「悪い縁によってこの女と夫婦になって蛇に生まれ変わってしまった、どうか成仏できるようにお経を写して供養してほしい」と頼むのです。

 絡み合った蛇は、あの恐ろしい大蛇の姿とは違い、何だかちんまりとしていて哀れな様子です。

老僧はすぐさま道成寺の僧侶たちに呼びかけ、みなで『法華経』というお経を書写して、二人を供養します。金や色とりどりの仏具で装飾されたお堂の中で、何人もの僧侶がお経をあげ、赤い蓮の花びらを散華します。

 女と僧の逃走劇の長さには及びませんが、大蛇が這いずり鐘を焼き尽くす場面と同じくらいのボリュームと気合いをもって、この写経供養の場面は描かれます。

 甲斐あって、次の場面では再び老僧の夢に、今度は天人の姿となった二人が訪れ、苦しみから救われたことが示されます。

 

 この絵巻自体は室町時代に描かれたものですが、恋の空回りの果てに女性が大蛇と化し、修行僧を追いかけたあげく道成寺の惨劇に至る、という物語は、遅くとも平安時代中期には生まれていたようです。

 のちには能、浄瑠璃、歌舞伎などでも演じられるモチーフとなっていきますが、ここでは平安時代末期にさまざまな説話を集めて成立した『今昔物語集』でのあり方を見てみましょう。

 

 『今昔物語集』巻十四の三番目に収録されたこの物語のタイトルは、〈紀伊国の道成寺の僧、法華を写して蛇を救える語(こと)〉となっています。

 つまり〈女、蛇と化して僧を追う語〉でも〈僧、女に追われ鐘の中で焼け死ぬ語〉でもなく、道成寺のお坊さんが蛇となった二人を救済すること、がこの物語の主旨であるようなのです。

 

 もちろんそこには、『今昔物語集』の編集者の意図があります。

 実はこの巻十四には『法華経』やその他の経典がどれだけスゴイものか、をあらわす仏教説話が集められているのです。

 なので、同巻の目次を眺めてみると、〈キツネを救うために法華経を写した〉〈勝陀羅尼経の力で鬼の難からのがれた〉〈弘法大師が請雨経の力で雨を降らせた〉などのタイトルがずらりと並んでいます。

 中でも〈道成寺〉のお隣、二番目の〈信濃守(しなののかみ)、蛇とねずみとのために法華を写して苦を救える語〉は面白い話です。

 

 ある時、信濃守(信濃国の行政官)が任期を終え、部下たちを従えて京の都に戻る道すがら、大きな蛇がついてきます。一行が停まれば蛇も停まり、夜には衣類を入れた櫃(ひつ)の下でとぐろを巻いています。

 やがて信濃守の夢に、まだら模様の衣を着た男、すなわち蛇が現れ、こう告げます。

「私の長年の怨敵が、あなたの櫃の中にいる。その男を殺すために、私はあなた方についてきているのだ」

 目覚めて信濃守が櫃を開けてみると、底には老いたねずみがいて、たいそう怯えた様子で逃げもせずに小さく丸まっています。

「捨ててしまいましょう」と部下たちは言います。

 信濃守は首を横に振ります。

「捨ててしまえば、このねずみは蛇に飲み込まれてしまうだろう。蛇もねずみも、救いたい」

 そして、〈道成寺〉同様、『法華経』の写経供養をその場で営むことにするのです。

 文章はこう続いています。

 

 共の多くの人、手ごとに書く間に、一日の内に皆書き出し奉りつれば、即ち具せる所の僧を以て、もっぱらに彼等が為に、法の如くに供養し奉りつ。

 

 蛇とねずみのために、何人もの人が手分けをして写経をしています。同行していた僧侶にお経をあげてもらい、きちんと作法にのっとって儀式をとり行います。

 短い文章の中に、まるで町内会のお祭りのように人々が協力しあう、にぎやかでほのぼのとした情景が浮かび上がってきます。この物語でも、蛇とねずみはその夜、美しい衣を身にまとった二人の男の姿で信濃守の夢に登場し、

「我々は敵同士として生まれ変わっては殺し合ってきたが、あなたが慈しみの心で供養してくれたおかげで、苦しみの世界から救われた」

 と礼を言って天に昇っていきます。

 ここでは、経典の力だけではなく、「助けよう」と思った信濃守の心が救いをもたらしたことがはっきりと示されています。

 

 わたしたちの暮らす現代社会では、人間が大蛇に変身したりしませんし、蛇やねずみが話しかけてきたりもしません。お経を写して助けてあげる、というのも、あまり現実味は感じられません。

 けれども、怒りや不安その他のネガティブな感情でいっぱいになってしまって、あるいは自分ではどうにもできない状況に追い込まれて、苦しむ、ということには誰しも身に覚えがあるはずです。

 ここで紹介した絵巻や説話は、そういうわたしたちに、まず「助けて」と言えばいいんじゃないの、と語りかけてきます。

 〈道成寺〉の大蛇も、あるいは「助けて」と思っていたのかもしれません。でも火を吹いて怒り狂うだけでは周囲に伝わらないし周りもどうしようもないし、結局好きな男ともども自分を焼き尽くしてしまいました(個人的には、男のこともほんとはそんなに好きじゃなかったんじゃないかと思います)。

 なので、ヘビやねずみや、カニやうさぎのように正直に、しょんぼりした顔で「困っています、助けてください」と。

 そのあとは助ける人の物語です。「迷惑をかけるのでは」などと心配がらず、また結果に期待はせずに。それでもし助けてもらえたら、きちんとお礼を言えばいいのです。

 記され描かれてきた物語というものは、何百年たっても変わらない人間の悩みと、それに対する答えを含んでいるようです。

 

【ここで紹介した物語が読める本】

続日本絵巻大成13『桑実寺縁起 道成寺縁起』小松茂美編、中央公論社、1982年

続日本の絵巻24『桑実寺縁起 道成寺縁起』小松茂美編、中央公論社、1992年

新日本古典文学大系35『今昔物語集 3』池上洵一校注、岩波書店、1993年

 

2017年5月2日

NEWS 図書館からのお知らせ杉 並


【終了】 特集コーナー「山口藍さん関連図書」

特集コーナーでは現在女子美ガレリアニケで展覧会中の山口藍さんの関連図書をご紹介しています。詳細は9・10番書架横の特集コーナーをご覧下さい。

 

杉並図書館にない図書は相模原図書館から取り寄せすることができますので、カウンターまでお申し出下さい。

 

また、マイライブラリからでも取り寄せ(予約)ができますのでご利用ください。

 

『室町時代の少女革命: 『新蔵人(しんくろうど)』絵巻の世界 』

『ジパング : 31人の気鋭作家が切り拓く、現代日本のアートシーン。』

『ほがらほがら』

『美術手帖 2008年03月号』

『Warriors of art : a guide to contemporary Japanese artists 』

『The age of feminine drawing 』

 

以上全6冊。

 

 

 

 

 

2017年5月1日

NEWS 図書館からのお知らせ杉 並


杉並図書館員推薦図書コーナー 5月

杉並図書館員推薦図書コーナーを入替えました。

展示されている本は貸出可能です。詳細はカウンター向かって左脇の杉並図書館員推薦図書コーナーをご覧下さい。

全12冊です。

 

『ひとみしり道』 〈女子美OGべつやくれいさんの著作〉

『センシュちゃんとウオットちゃんのバナナじま』 〈女子美OG工藤ノリコさんの著作〉

『あめのひえんそく』 〈女子美OGまつおりかこさんの著作〉

『サルでもわかる!デザインの本』 〈女子美OG矢野りんさんの著作〉

『眼の神殿 : 「美術」受容史ノート』〈前図書館長北澤憲昭先生の著作〉

『とっておきの扇子 : 84 illustrators’ ohgi』

『吉田博全木版画集』

『横尾忠則全絵画』

『いつでも会える 大型判』

『更紗 : Saraça vision』

『幸福王国ブータンの智恵』

『必勝!ポートフォリオ入門』

 

 

2017年5月1日
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