こぼれ話

EPISODE こぼれ話


2024年 杉並区図書館ネットワーク パネル展 

杉並区図書館ネットワークに参加している区内の大学・短期大学図書館によるパネル展をご案内いたします。

 

杉並区立中央図書館にて8月16日(金)から9月4日(水)まで開催されています。

   

 

本学杉並図書館の他には、高千穂大学図書館、東京立正短期大学図書館、明治大学和泉図書館が参加しています。

  

※写真は許可をいただいています。 

 

 

杉並図書館のパネルはこちらです。

 

 

図書館サポーターの学生さんが制作してくれました!素敵なデザインになっています!

 

 

夏休みのため、中央図書館には、勉強している高校生や中学生がたくさんいます。

大学案内等の資料を置かせてもらっていますので、美大に興味のある方には手に取っていただけると嬉しいです。

 

 

杉並区図書館ネットワーク「利用案内」も置いてあります。 

(デザインは女子美が担当させてもらいました)

 

女子美生は上記大学・短大の図書館や杉並区立図書館が利用できますので、本学図書館でも配付しております「利用案内」の冊子、各大学図書館ウェブサイト杉並区立図書館利用案内をご確認の上、ぜひご利用ください!

 

 

 

 

 

2024年8月22日

EPISODE こぼれ話杉 並


専攻科の授業で貴重書閲覧が行われました!

2024年6月21日(金)杉並図書館グループラーニングルームにて、専攻科の授業が行われました。

 

 

普段は書庫で保管されている杉並・相模原の貴重書、全64点を実際に手に取り、製本や装丁を観察していただき、紙質やデザインの精密さなど、書写された時代の風合いを感じていただきました。

 

 

三大ケルト装飾写本のひとつとされるアイルランドの国宝、ケルズの書のファクシミリ版なども展示。忠実に再現された装飾の緻密さに驚かれていました。

 

 

童画家、版画家の武井武雄のライフワーク「刊本作品」も、みなさん手に取り、さまざまな角度から挿画、装丁をご覧いただきました。

 

授業の時間いっぱいまで、じっくりと観察していただき、とても有意義な時間となりました。

 


 

今回授業を行った「グループラーニングルーム」は、授業に限らず2名以上であればミーティングなどにもお使いいただけます。当日でのご予約も可能ですので、ご利用希望のかたはカウンターまでお越しください。

 

みなさまのご来館お待ちしております。

 

2024年6月24日

EPISODE こぼれ話


選書ツアー開催!

コロナ禍を経て、4年ぶりの選書ツアー。参加人数は過去最多の12人でした。

 

今回もジュンク堂書店の池袋本店にお邪魔させていただきました。

 

 

まずはジュンク堂さんの事務所へ移動し、図書館スタッフより学生の皆さんに本学の選書基準について、その後、ジュンク堂のご担当の方から選書で使用するハンディーターミナルについて、説明がありました。

 

 

ハンディ―ターミナルの使い方がわかったら、店舗に戻ってそれぞれ興味のある本棚へ、レッツゴー!

 

  

本好きにとっては至福の時間の始まりです。

  

  

気になる本を見つけたら、ISBNのバーコードを読み込んでいきます。

  

  

  

  

  

女子美OGの絵本が紹介されている棚も見つけて、気分も盛り上がります!

 

 

 

 

やっぱり本屋さんは楽しいですね~。

   

   

   

 

ご参加いただいた学生の皆さん、ジュンク堂さん、どうもありがとうございました!

  

学生の皆さんが読み込んだ本のデータは図書館の所蔵図書との重複をチェックし、選書基準と外れていなければ受入れいたします。

 

来年度になりましたらご紹介する予定です。

 

女子美生がどんな本を選書したのか!?

 

ぜひお楽しみに!!!

 

 

  

さて、ここで選書ツアーに参加できなかった方に朗報です。

 

  

女子美の図書館に置いてほしい本がありましたら、「マイライブラリ」から図書の購入希望を出すことができます。

  

こちらも、ぜひご活用ください!

  

 

 

2024年2月19日

EPISODE こぼれ話共 通


図書館リニューアル【サイン計画編】

 
2023年3月の、相模原図書館1階全面リニューアルを機に
館内のサインもスタイリッシュに統一しよう!と満を持して
学内の「学生デザインルーム」へ図書館サインを依頼しました。
 
コンペティション形式で、参加を希望した所属学生9名に、各々デザインのプレゼンテーションを行ってもらい、図書館関係者で選考しました。
 

【採用デザイン:藤﨑桃子さん 】

メディア表現領域4年(令和5年度) 学生デザインルーム所属
 
一新した図書館内のサインデザインは
開館・閉館サイン(杉並・相模原共通:入口)
 
 
 
地震時対応サイン / 館内禁止サイン / 電動書架緊急停止サイン
(エレベーター内)
 
 
 
フロアマップ
 
立入禁止サイン(該当扉)、傘の持ち込み不可サイン(入口中央) 等です。
 
 
 
 
 
図書館内でのスマートなナビゲーションとして、新しいサインがお役に立てば幸いです。
 
皆様のご来館を、お待ちしています。
2024年2月9日

EPISODE こぼれ話相模原


相模原リニューアル【視聴覚機器編】

相模原の1階に視聴覚機器が新たに整備されました!

 

【オープンディスカッションエリア】

・AVワゴン一式

・レーザー光源液晶プロジェクター

・100型電動スクリーン(16:9)

・天井スピーカー

・リモートカメラ

 

 

・75型タッチディスプレイ

♪女子美祭では図書館ラウンジで上映会を実施♪

 

【グループラーニングルーム 】

・マイク一体型カメラ

・無線映像投影機

・43型タッチディスプレイ 【グループラーニングルーム A】

 

 

 

・65型タッチディスプレイ 【グループラーニングルーム B】

 

 

これらの施設・機器は、学生・教職員が授業や打合せ等で、予約してご利用できます。

 

詳しくは「女子美ポータル」の、11 図書・情報関係 申請用紙をご確認ください。

 

皆様のご来館を、心よりお待ちしております。

 

 

 

 

2023年10月20日

EPISODE こぼれ話


鈴木さんのアーティストトーク

 元図書館サポーターの鈴木さんの展覧会が12月10日(日)までふじ・紙のアートミュージアムで開催されています。

 

 10月15日(日)にアーティストトークが開催されましたので、その様子をご報告いたします。

 

第15回紙のアートフェスティバル2023 鈴木優里香展

 

 こちらが展覧会会場です。

 

 

 第15回紙のアートフェスティバル大賞作品は、「世界へのラブレター」というテーマで10冊の本と展示台・ディスプレイなども含めて空間的に表現した作品です。

 

 

 

 鈴木さんのアイディア、そしてアイディアを具現化する技術(細部へのこだわり、技法の幅広さ等)に驚かされます。そして、文章創作・作品制作が一体となった唯一無二のアート作品になっています。

 

 

 

 

 

 そうこうしているうちに、廊下を挟んで向かいのホールでアーティストトークの時間になりました。

 

 アーティストトークに先立ち、館長から全15回の展覧会の中で鈴木さんが最年少であることが紹介され、アーティストトークが始まりました。

 

   

 前半は鈴木さんの自己紹介と過去に制作した作品の紹介です。女子美のヒーリング表現領域で学んだことで、人の心に寄り添った作品を作るという意識で日頃の制作に取り組めており、本づくりに出会ったのは2年次の製本の授業だったそうです。

  

 「なんて面白いんだ!」「本ってもっと色々できるんじゃないか!」という気持ちになり、絵本等を制作し始めた他、イラスト、マンガ(ネギさんというキャラクター)、「本棚は語る」シリーズの作品等について紹介がありました。

  

  

 そして、今回の作品の中から「collecting hearts」「神様」の2作について具体的な説明がありました。

  

「collecting hearts」のコンセプトは「ハート採集帖、気持ちの記録ノート」。

 

 

 

 続いて、後半は展示会場に移動して、鈴木さんから各作品についての解説がありました。

 

 

 

 

 

 

以下はメモの一部。

 

『Collecting Hearts』

先ほど詳細は説明したが、ディスプレイもラブレターのように拘った。

 

『メロンソーダ』

メロンソーダを飲んでいる喫茶店内の会話(註:喫茶店内にある定点カメラで見ているような作品だが喫茶店の椅子とテーブルのみで人は登場しない)。人の会話はフォントで人物の違いを表現している(子供なら「こども丸ゴシック」など)。アイスクリームとメロンソーダが混ざっていく様子を紙の色で表現しており、ページを繰るごとに白、アイスクリームにくっついたメロンソーダの淡い緑色、メロンソーダの緑色、、、と断面も含めたページの色の変化で時間経過を表している。本の「花切れ」部分を赤としてチェリーを表現、しおり紐はスプーンをイメージして本自体がメロンソーダにしている。

 

『猫になりたい』

ネガティブなことを人に言うと、「どうしてそういうこと言うの?」と言われるので、そういう時のための誰にもわからないおまじないの言葉。「猫になりたい」という言葉のみで気持ちの変化を感じさせたい。グラフィックではふわふわを表現。しおり紐は大学にいた猫のしっぽをイメージした。ウレタンスポンジシートを使用して手に持ったときの感じを柔らかくしている。しつこ過ぎないように猫を表現した。

 

『PF205』

ペーパーフライトという架空の航空会社。移動が好きで、自分に変化はないのに周りの景色が変わることでアイディアが浮かぶ。アナウンスの音の波を仕掛けで表現。

 

『カビの恋』

まだら模様の和紙を重ねてカビを表現。西洋のマーブリング、東洋の墨流しなど様々な技法を使った。触りたくない本を一度作ってみたいと思った。展示台もカビをイメージ。

 

『わすれんぼうのリスの話』

ドングリを隠した場所を忘れてしまうリスとフクロウの話。何色かの紙を使って断面は地層を表し、本に穴をあけてドングリに見立てた木材を入れている。1話目はドングリを隠した場所を忘れてしまう話。2話目は、なんでも覚えているフクロウの話。忘れたい過去を抱えてどう生きるかというテーマになっている。

 

『天地創造』

様々な紙を金継ぎしてジャバラ折りにした作品。真っ白い世界が雷に打たれて色が生まれていく。何かを繋ぎ留めたいということで和紙・洋紙などを金継ぎで1枚に繋げている。箔押しもしている。

 

『海』

貝から聞こえる海の音。中にあるのは高校時代の作品。外は大学時代の作品。新しい自分が過去の自分を包み込んでいる構造になっている。

 

『神様』

コンセプトは神様に宛てた手紙。「人生はタマネギのごとし、人は泣きながらその皮をむく」というフランスなどにあることわざが軸になっている。オニオンスキンペーパーを使用。文字が透けて見えることで、とめどなく流れる感情を表現している。文字はパソコンで打った文字をトレースする形で全て手書き。同じ文字でも読み方によってフォントを変えて人間臭さや執着心を表現。

 

『Melty Dizzy』

まだ起きなくていい時間。幸せな時間。本文は寝ぼけてスマホにメモした言葉。本の形は展示台も含めて溶け出している感じ。文字を反転させていて非現実が当たり前のようにある。夢の中の世界を仕掛け絵本の技法でも表現。

 

  

  

 

 最後に、質問の時間が設けられ、参加者の方から高校時代の作品や好きなアーティストについて質問がありました。

 

 

 40人以上もの人が参加した熱気あるアーティストトークとなりました。また、アーティストトーク終了後も個別に鈴木さんと参加者の方がお話するなど、皆さん鈴木さんの作品に興味津々のようでした。

 

2023年10月19日

EPISODE こぼれ話


女子美図書館パネル@高井戸図書館

 杉並区立図書館と区内の4大学・短期大学が参加している杉並区図書館ネットワークの企画において、6月4日(日)まで本学図書館のパネルも設置されております。

(以前中央図書館で開催されたパネルの巡回展になります)

 

 

 

 場所は、杉並区立高井戸図書館 2階 多目的ホール脇の「高井戸図書館ミニギャラリー」です。

 

 女子美図書館のパネルは図書館サポーターの方に作成いただいたものです!

 

 ※館内の撮影は許可をいただいています。

 

 タブロイド版の大学案内と広報誌も置かせていただいております。  

 

 お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!

 

 

 

2023年5月24日

EPISODE こぼれ話杉 並


専攻科の授業で貴重書閲覧が行われました!

2023年5月5日(金)杉並図書館グループラーニングルームにて専攻科の授業が行われました。普段は書庫で保管されている貴重書、全64点の製本や装丁をじっくり観察していただきました。

 

 

ファクシミリ版の「レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿」や「ケルズの書」など、色・紙質・装丁など忠実に再現した美しい本や、明治中期から昭和初期にかけて作られた「ちりめん本」など和洋さまざまな貴重書を並べました。

 


 

実際に貴重書を手に取り、紙質やデザインの精密さなど書写された時代の風合いを感じていただきました。

 

 

今回授業を行った「グループラーニングルーム」は、授業に限らず2名以上であればミーティングなどにもお使いいただけます。当日でのご予約も可能ですので、ご利用希望のかたはカウンターまでお越しください♪

 

みなさまのご来館お待ちしております。

 

2023年5月11日

EPISODE こぼれ話相模原


相模原図書館1階リニューアル完成いたしました

2023年4月1日

 

110日間にわたる改装工事を経て、相模原図書館の1階が完全リニューアルいたしました!

 

長い間、皆様におかれましては、ご不便をおかけいたしました。

 

 

◇正面入り口【自動ドア】になりました

 

 

◇新しい【雑誌架】保管していたバックナンバーと新刊を収納しました

 

 

◇雑誌エリアでは新しい【個人用スツール】でリラックス

 

 

◇【オープンディスカッションエリア】左側【可動式ひな壇】

 イスとテーブルも自由に動かせます 

 

 

◇【グループラーニングルーム】

 可動壁で大小のお部屋に分けることが出来ます

 

 

◇西側からの遠景

 

 

◇正面入り口の右側【ラウンジ】ダイヤル式ロッカーを設置してあります

 

◇新しくドリンクの【自動販売機】を【ラウンジ】に設置しました

 

 美味しい飲み物を取り揃えました!

 

 このエリアでは軽い飲食はOKです♡

 

 

追記:自販機が各種キャッシュレス決裁対応となりました。 

 

   音声ガイドでしゃべります! 

 

   もう、小銭がなくても大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

4月4日より、新学期の開館がいよいよスタートいたします。

入学式でご来校の、保護者の皆様にも公開いたします。

 

皆様のご来館を、心よりお待ち申し上げております。

 

相模原図書館

 

 

P.S.

 

◇カフェテーブル

 

4月26日にラウンジへ、素敵なカリモク家具のテーブルが設置されました。

 

ティーブレイクに是非、お立ち寄りください。

 

 

 

 

 

★女子美術大学3号館1階改修計画概要図

 

★相模原図書館1階 リニューアル中!【過去記事】

 

 

 

2023年4月1日

EPISODE こぼれ話相模原


相模原図書館 1 階リニューアル完成間近!

2022年12月12日から開始した、リニューアル工事も大詰めを迎えております。

工事期間は通用口から入館していただいたり、ご不便をおかけいたしました。

全面改装した1階を含め、4月4日より相模原図書館はグランドオープンいたします。

皆様のご来館を、心よりお待ちしております。

 

★正面 入館口

 

◇正面入り口は【自動ドア】になり両手がふさがっていても大丈夫です

 

相模原1階サイン計画

 

◇とても素敵な【サイン計画】にもご注目ください

 

★参考書架 オープンディスカッションエリア

 

◇【参考図書架】から【オープンディスカッションエリア】を臨む

 

 

◇【オープンディスカッションエリア】右側上は可動式ひな壇

 

 

◇視聴覚(DVD)架/新聞架/参考図書架 遠景

 

見晴らしの良いエリアへ雑誌架を移動し、リラックスできる新しい個人用スツールも、ご用意してあります。

 

是非、実際に来館してリニューアルした空間を、ご自身で体験してみてください。

 

2023年3月25日
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