ニュース

NEW BOOKS 新着情報杉 並


8/7 新着図書

【女子美OGの本】

ぼくのかばん

   藤川敏美 文/天野聡美 絵

 


【書評に取り上げられた本】

寝殿造の仕組みと宮中の行事 (図鑑モノから読み解く王朝絵巻:第2巻)
 倉田実 著
 日本経済新聞(2024/8/17)掲載

 

 

世界のイスラム建築美術大図鑑 : 至宝の遺産

    エリック・ブラウグ 著/鷲見朗子 訳

    産經新聞(2025/5/11)掲載

 

 

【図書館員の注目本】

中世イヌのくらし : 装飾写本でたどる
 キャスリーン・ウォーカー=ミークル 著/堀口容子 訳

 


他 全22冊、ぜひご利用ください。

 

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2025年8月7日

NEWS 図書館からのお知らせ杉 並


特集「美術館へ行こう!」

展示期間:2025年8月1日(金)~10月20日(月)

展示場所:杉並図書館館内図書館ギャラリー

 

 

夏休み到来!でも暑すぎる!!!

涼しいところで自分の好きな絵画や展示に癒されたい・・・

そんな方へお勧めしたい全国・世界の美術館。

せっかくの長期休暇、日本各地、(海外も!?)美術館を巡ってみてはいかがでしょう。

 

この夏、杉並図書館では美術館のガイドブックやカタログをご紹介します。

 

 

「常設展示へ行こう!」「旅先で夜奇想博物館」「ミュージアムグッズ図鑑」などなど・・・全国のミュージアムガイドブックはパラパラと眺めるだけでも楽しいものですね。

 

 

 

各都道府県のミュージアムが発行したカタログや雨でも濡れずに行ける都内の美術館も紹介しています。

 

 

資料を紹介するキャプションには、図書館スタッフからのコメントを掲載しています。

コメントは全部で22種類、ちょっと誰かに話したくなるような豆知識に出会えるかもしれません。

 

展示してある資料はすべて貸出できます。ぜひ図書館にお越しください。

2025年8月2日

EXHIBITION 展示相模原


時を超える女神たち myth&muse

展示期間:2025/8/1㈮~2025/11/28㈮
展示場所:相模原図書館1階展示コーナー

 

2025年、女子美術大学は創立125周年を迎えます。 これを記念して、相模原図書館では125周年のシンボルマークである「ニケ」にちなみ、女神にまつわる展示を開催いたします。

 

「ミューズ」は、現在では芸術家にインスピレーションを与える「人物や存在」を意味する言葉として使われているほか、「music(音楽)」や「museum(美術館)」といった言葉にもその名残があり、私たちの日常生活の中にも女神たちは深く根付いています。

 

 

今回の展示では、ヴィーナスやニケなど、神話に登場する様々な女神たちを紹介します。 何千年もの間、芸術の題材として人々の創造力を刺激し続けてきた女神たちの魅力に、ぜひ触れてみてください。

 

2025年8月1日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


7/31 新着図書

【女子美教員の本】

色がきこえるおんなのこ

   マリー・ハリス 文/ヴァネッサ・ブラントリー=ニュートン 絵/日高杏子 訳

 


【書評に取り上げられた本】

絵本とは何か : 起源から表現の可能性まで
 松本猛 著
 毎日新聞(2025/6/7)東京新聞/中日新聞(2025/5/24)日本経済新聞(2025/4/19)朝日新聞 (2025/4/12)掲載

 

【図書館員の注目本】

作品集のつくりかた : アートブック・ZINE・ポートフォリオ…作品を魅力的に見せる編集デザインのコツ
 宮後優子 著

 

行動経済学は7日間でわかります。 : マンガでカンタン!!
 相良奈美香 著/西野みや子 漫画

 


他 全23冊、ぜひご利用ください。

 

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2025年7月31日

NEWS 図書館からのお知らせ杉 並


特集「トーベ・ヤンソン -ムーミンを生んだフィンランドの芸術家-」

展示期間:2025/07/29(火)-08/29(金)
展示場所:杉並キャンパス2号館地下1階 図書館内つみき箱

 

 

8月の杉並図書館 つみき箱展示は「トーベ・ヤンソン -ムーミンを生んだフィンランドの芸術家-」です。

 

2025年はムーミンの小説1作目が出版されて80周年にあたります。これを記念して現在、都内美術館では展覧会も開催されています。

 

日本では代表作ムーミンの小説やアニメなどが有名ですが、作者のトーベ・ヤンソン(1914-2001)は絵画、風刺画、漫画、小説など多岐にわたりその芸術的な才能を発揮しています。

 

今年は戦後80年となる年ですが、トーベは10代の頃からフィンランドの政治雑誌『ガルム』で風刺画家として挿絵を手がけ、第二次世界大戦中も戦争を批判する風刺画を描いていました。

 

また、ムーミンシリーズの1作目『小さなトロールと大きな洪水』は1940年代戦争のさなかに書かれており、現実の重苦しい空気から離れ、幸せな別の世界を作ることを夢見て生まれたといいます。

 

この機会に、創造力豊かな彼女の視点を通し、作品へ与えた戦争の影響やその生涯にもふれてみてください。

 

 

 

つみき箱側面には、スタッフお手製のムーミンとニョロニョロも!

 

全20冊 すべて貸出可能です。

自動貸出機横のつみき箱展示をぜひご覧ください。

2025年7月29日

NEW BOOKS 新着情報相模原


7/26 新着図書

スタジオジブリ全作品集
講談社編集

 

 

「もの」はどのようにつくられているのか? : プロダクトデザインのプロセス事典
クリス・レフテリ著 ; 水原文訳

 

 

モダンブロックプリントの手仕事の布
エレーナ・M.サルニ著

 

 

他全 59 冊、ぜひご利用ください。

 

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2025年7月26日

TEACHERS' SELECTION 先生の本棚から


特別編 パリ滞在記①

第26回女子美パリ賞受賞者 朝倉優佳

 

パリの日々の中へ

 

 外部の文化圏からパリにやって来た者としてのまなざしと、制作を行う者としての立場から、日々の暮らしのディテールを記してみたい。これまで日本を拠点に築いてきた私自身の日常が、ここで出会う人々、文化、気候といったものに触れるなかで、どのように変化していくのか。あるいは、変わらないものもあるのか。その過程を、静かに見つめていきたい。日常は制作の一部であり、制作は日常の一部である。いずれにせよ、この二つは、切り離せるものではない。これから綴るテキストは、少なからず私の制作活動と呼応している。これらは、キャンバスの上で進む制作と並行して進んでいく記録である。

 

 

4月、機内にて

 

 日本からフランスへ向かう飛行機のなか、機内の落語傑作選を聴きながらうたた寝を繰り返していると、いつの間にか9時間も経っていた。オフシーズンということもあり、機内にはちらほら空席が見える。もともと飛行機での移動は嫌いではないが、今回は出発前のドタバタもあって少し疲れていた。そのぶん、機内の落ち着いた雰囲気も手伝って、よく眠れた。まだまだ眠れそうだ。映画を観る時間もないかもしれない。自分でも呑気な性格だと思う。結局、『お菊の皿』のサゲには乗り切れなかった。語り手との相性があるだろうが、うたた寝の合間ではそれも判断できない。

 

 日本を離れたとき、自分の感情はどうなるのかと、どこか他人事のように、自身を観察対象として見ている自分がいた。だが実際は、思いのほか落ち着いている。「無」ではないが、「無」に近い、そんな心持ちだ。寂しさでもなければ、これからの生活への高揚感とも少し違う。むしろ「無」よりも「ゼロ」に近いかもしれない。無が“有”の対比に位置する静的な存在だとすれば、ゼロは「1の手前」にあり、「1」を前提としてそこにあるような動きの予兆を含んでおり、まだ形になっていない何かの始まりを匂わせる。何かをつくり出す、その少し手前の場所に、私はようやく辿り着いた、そんな感覚が一番近いかもしれない。

 

 機内の時間の中で、改めてなぜ人は――この私は――海外へ向かおうとするのだろうかと、ぼんやり考えていた。今の時代、ほとんどのことはネットで見ることができるというのに。

 

 その理由の一つに、「日常と非日常の反転」が経験できることがあるのではないだろうか。見るもの、聞くもの、味わうもの、触れるもの、香るもの――それらが、自分が生まれ育った土地から遠く離れた文化圏では、まったく異なって見えてくる。現地の人々にとっては当たり前の光景でも、私にとっては驚きや発見となり、ときには思わずカメラに収めたくなるような出会いがある。それと同時に、私たちはその中に共通点も見出し、どこか安心する。人々の表情や生活様式、人間模様などを通じて、「離れていても同じ世界に生きているのだ」と感じるようなつながりや親しみも生まれる。

 

 もちろん、日常のかたちは個人単位で異なる。同じ地域、似たような環境に暮らしていても、日々の優先事項や習慣は人それぞれだ。だからこそ、異国の地での体験が必ずしも誰にとっても驚きや刺激になるとは限らない。しかし、自分自身がその場所に身を置いてはじめて、あらためて自分の日常と向き合うことが、できることが確かにある。他人が発信した映像や言葉はあくまで「他者の視点による他国」であって、それは知識にはなっても、経験にはなり得ない。これが私の実感だ。

 

 そして、その異国での生活が日常となったとき、今度はかつて当たり前だったものが非日常として立ち上がってくる。自国の暮らしをあらためて評価するような瞬間もあれば、逆に、かつて気にも留めなかったことに違和感を抱くような場面もあるだろう。そうやって、「当たり前」だと感じていたものが揺らぎ始める。

 

 非日常に触れることをきっかけに、自分の内側にあった日常との対比が起こり、その刺激によって心が揺さぶられる。落ち着かない感情が生まれ、内的な活動が活発になる。それが繰り返されていくことで、非日常がやがて日常となり、再び生まれ育った文化圏に戻れば、また新たな視点に出会う。

 

 このようなサイクルの中に身を置けることは、ものづくりに携わる私たちにとって、とても幸運なことだと思う。少し大袈裟な言い方かもしれないが、これまで信じて疑わなかったもの、当然のように思っていたことに疑問を持ち、それを内側から壊していく――そうした柔軟性こそが、ものづくりにおいて重要なプロセスのひとつになり得るのではないだろうか。こうした柔軟性を得る機会は、海外での生活の中で得られる可能性が多いように思う。

 

 他国に赴くことは、もちろんその土地の文化や人々を知ることでもあるが、それ以上に「自分自身をとらえ返す機会」でもある。自国を離れるという行為は、自分という人間を形作ってきたものを客観的に見直すことになり、それは間接的に自分自身を見つめ直すことにつながるはずだ。

 

 パリに着いて数日経ったある日の夕方、中華料理店に入った。フランスの人々にとっては夕食にはまだ早い時間だったため、店内には私と、アジア系の店員だけであった。店の外では、さまざまな人種の人々が行き交い、多くの言語が飛び交っている。賑やかなその様子をぼんやりと眺めながら、私はまるで世界を違う側から覗いているような不思議な感覚に包まれていた。そして、この側面から見る光景が今の自分の日常に最も近いかたちなのだな、と改めて実感した。

 

 ここでは、日常と非日常がころころと転がるように入れ替わる。その“転がり”を、滞在中はゆっくりと楽しんでいきたいと思っている。

 

 

2025年7月25日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


7/24 新着図書

【女子美OG・川邉 サチコさんの本】

あの人が着ると、パーカーがなぜおしゃれに見えるのか : 21 items 80 coordinates

    川邉サチコ, 美木ちがや 著

 


【書評に取り上げられた本】

言葉で伝えない
 溝部達司 著
 東京新聞/中日新聞(2025/5/17)掲載

 

羊皮紙をめぐる冒険

 八木健治 著

   朝日新聞(2025/4/5)東京新聞/中日新聞(2025/1/11)

 

【図書館員の注目本】

瀬戸内国際芸術祭2025公式ガイドブック
 北川フラム, 瀬戸内国際芸術祭実行委員会 監修

 

今さら聞けない現代韓国の超基本 : ドラマ・文学・K-POPがもっとわかる : ビジュアル版 (大人のリテラシー)
 朝日新聞出版編 著

 

他 全23冊、ぜひご利用ください。

 

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2025年7月24日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


7/18 新着図書

【女子美関連の本】
シナモロールアートブック

 

【書評に取り上げられた本】

編むことは力 : ひび割れた世界のなかで、私たちの生をつなぎあわせる
 ロレッタ・ナポリオーニ 著 / 佐久間裕美子 訳
 毎日新聞(2025/2/15)掲載

 

【書評に取り上げられた本】

ヨイヨワネ うつぶせ編 (ちくま文庫:よ32-3)
 ヨシタケシンスケ 著
 産經新聞(2025/4/6)掲載

 

【図書館員の注目本】

デザインの基本は7日間でわかります。 : マンガでカンタン!
 青山誠 著

 

誰か教えて!一生にかかるお金の話 改訂版
 花田敬監修/チーム★ライフプラン研究会 編著


他 全22冊、ぜひご利用ください。

 

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2025年7月18日

NEWS 図書館からのお知らせ杉 並


杉並図書館員推薦図書コーナー 7月

杉並図書館員推薦図書コーナーを入れ替えました。
展示されている本は貸出可能です。
詳細は、DVD架横の杉並図書館員推薦図書コーナーをご覧ください。
全6冊です。

 

〈女子美OG ましませつこさんの絵〉
りぼんちょうだい

 

『50の傑作絵画で見る聖書の世界』

 

はからはじまるカルシウムのはなし

 

「悩まない」配色の基本 : デザイン事務所が作った 好きな色から考える

 

なぜか集まりたくなる飲食店のつながる空間デザイン

 

入社1年目のビジネススキル大全

 

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2025年7月16日
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