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NEWS 図書館からのお知らせ杉 並


特集「メンタルブレイク接近中!?」

7、8月の杉並図書館・特集コーナーのテーマは、

「健やかにものづくりを続けていくために」です。

 

 

秋が過ぎ冬を耐え、春を生き残ったら夏が来ました。

本日をもって2026年上半期が終了したことに、

あなたはお気づきでしょうか。

 

環境の変化には慣れましたか?

五月病を引きずってはいませんか?

もしかして未だ冬季うつに捕らわれてはいませんか?

 

ひとの心と身体は、環境によって揺さぶられることが多いと言います。

それは冬から春にかけての寒暖差であったり、

秋から冬にかけて日照時間が短くなるせいであったり、

要因はさまざまです。

 

ではつまり、毎年ウソみたいに長く続く夏という季節は、

メンタルが最も安定する時期ということなのでしょうか。

 

しかしながら創作をしている方にとって、

メンタルブレイクは季節関係なしにやってくるものです。

 

つねに己と向き合い続け、

足りないところばかりに目がいって、

数字や評価はずっと後ろでこちらを見つめている。

ものづくりを続けていくなら一生付き合っていくものなのかもしれない。

そういう、うっすらとした絶望があったりはしませんか。

 

ならばせめて、1年のうちで一番元気かもしれないあいだに、

心と身体を守る方法を探ってみるのはどうでしょう、というご提案です。

 

 

たとえば、身体はどんなふうに回復するのか。

 

 

 

そもそも心は回復させられるのか。

 

 

 

なにを見てなにをして、どうすれば自分は生きやすくいられるのか。

 

 

 

ここにある本だけではきっと足りないとは思いますが、

ほんのすこしでもあなたの琴線に触れるなにかが見つかれば

それ以上のことはありません。

 

全37冊、すべて貸出可能となっておりますので、

よければぜひご覧ください。

 

2026年7月1日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


6/30 新着図書

【女子美OGの本】
13歳の推し活!! (オレンジページムック)
伊藤理佐 著


【書評に取り上げられた本】

名画で読む「音楽の秘密」
中野京子 著
毎日新聞(2026/2/21)掲載


【図書館員の注目本】
イラスト配色モチーフBOOK : センスがいい!がすぐできる
小尾洋平 著


動物園&水族館ぬいぐるみ図鑑 : 自分だけの“大切な宝物”を見つけに行こう!
木村悦子 著


他 全18冊、ぜひご利用ください。

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2026年6月30日

EPISODE こぼれ話杉 並


専攻科の授業で貴重書閲覧が行われました!2026

2026年6月26日(金)杉並図書館グループラーニングルームにて、今年も専攻科の授業が行われました。

 

 

普段は書庫で保管されている杉並・相模原の貴重書、全62点を実際に手に取り、製本や装丁、紙質や印刷、デザインの精密さなど、書写された時代の風合いを感じていただきました。

 

 

三大ケルト装飾写本のひとつとされるアイルランドの国宝、ケルズの書のファクシミリ版なども展示。

 

 

童画家・版画家の武井武雄のライフワーク「刊本作品」も、ひとつひとつ手に取っていただきながら、挿画や装丁をじっくりご覧いただきました。

 

貴重書をお披露目する機会は限られていますので、図書館スタッフにとっても有意義な時間となりました。

 


 

今回授業を行った「グループラーニングルーム」は、授業に限らず2名以上であればミーティングなどにもお使いいただけます。当日でのご予約も可能ですので、ご利用希望のかたはカウンターまでお越しください。

 

みなさまのご来館お待ちしております。

2026年6月29日

TEACHERS' SELECTION 先生の本棚から


特別編 パリ滞在記④

第26回女子美パリ賞受賞者 朝倉優佳

 

 

5月11日

 

こちらでの雨は嫌いじゃない。

 

じめじめすることもなく、ぱらぱらと降り注いでは、土の香りを立ちのぼらせ、乾いた空気に潤いを与えてくれる。まさに「恵みの雨」といえるだろう。一日中降り続くことはごく稀で、数十分、あるいは数時間もすれば、空気はまたからりと乾きだす。もちろん、冬の冷たい雨に出会えば、感想はまた変わるだろうが、いまはただとても心地よく感じる。

 

私の部屋からは、雨の向こうにピアノの音が聴こえる。

 

 

5月17日

 

パリの夕暮れは、太陽が沈む直前まで、いきいきとした光線を放っている。空が赤くなるのはわずかな時間で、青い空がだんだんと淡くなり、昼間の顔のまま、太陽はゆっくりと傾いていく。黄色い灯が街中に浮かび始める。夜9時半、まだ空は青い。

 

市場で花を買おうと長いこと考えているのだけれど、いまだ買いに行けていない。うっかり市場が開かれる週末に予定を入れてしまう。土曜日の朝をつかまえるのは、容易ではない。

 

日々のドローイングをして、油彩を描き、フランス語を学んだり、コインランドリーで洗濯機をまわしたりしながら、文章になりきらない言葉をメモに残し、美術館やギャラリーに足を運ぶ。授業やギャラリーのオープニングが少ない週末には、人と会う約束を入れることが多い。それから、カフェでものを書いたり読んだりして時間を過ごしているうちに、あっという間に次の週がやってくる。

 

 

荷物への道のり

 

やっと、日本から送ってもらった荷物が届いた。なかなか長い道のりであった。フランスの郵便事情の厄介さは以前から聞いてはいたが、ここ数日で、なるほど、と理解できたことがある。気をつけなければいけないのが、日本の郵便配達の正確さや対応の丁寧さに慣れてしまうと、それは世界の基準からは大きく外れている、ということだ。

 

荷物が無事にフランス国内に入ったと連絡があった数日後、突然、運送会社から一通のメールが届いた。もちろんすべてフランス語で書かれているので、ウェブの翻訳機能を使いながら読んでいく。しかし、日本語に訳して読んでも、依然として内容の意味がわからない。メールには書類が添付されており、それは明らかに、企業間の輸出入に関する税関手続きの書類であった。それがなぜ、一個人の生活用品の荷物に対して送られてきたのか。謎である。

 

フランス人の知り合いに聞いてまわったが、皆、首を傾げるばかりであった。最終的に、フランス在住の友人に、運送会社へ電話で問い合わせてもらった。結局、それでもなぜその書類が私の元へ送られてきたのかはよくわからなかったし、特に説明もなかった。仕方なく、友人の指示通り、改めてメールで、この荷物が私の個人的なものであることを説明する文章を作成し、送った。翌日、「それでは〇〇日に配送します」とだけ返事が来る。関税については何も触れられていなかったが、まあ届けば何でもよい。

 

 

配達予定の当日、早朝に「今日の○時から○時の間に配送ドライバーが届けます」というメッセージが届いた。到着10分前にドライバーから電話があるとのことだったので、自室で作業をしながら待機する。ところが、配達予定の時間が過ぎた頃、また一通のメールが届き、そこには「今日は配達できません」と書いてある。数時間前に「今日配送する」と言っておいて、理由もなしに土壇場でキャンセルされた。これには頭にきたので、理由を教えてほしいと返事を出すも、無視される。

 

こういったことが今日も改善されずにいるのだから、フランス人はなんとおおらかなんだろうか。私も見習わなければならない。結局、何の説明もないまま、再び当然のように配達の日程を変更するよう促され、配達日を再設定し、また後日、期待せずに待つこととなった。

 

再配達当日、コインランドリーで洗濯をし終えた私は、大量の洗濯物を抱えて部屋に入った瞬間、部屋の固定電話が鳴っていることに気がつく。部屋に設置されている電話は滞在施設の受付と繋がっているので、すぐに受付からの連絡だと察した。靴を脱ぎ捨て、洗濯物を放り投げ、転がるようにして電話に出ると、やはり受付からで、数分以内に運送業者が荷物を届けに来ることを教えてくれた。そして加えて、「関税で128ユーロ払う必要があるみたいだから、お金も持ってきてね」とのことだった。最後の最後に、さらに払うのか。苛立ちながらも受付へ向かい、支払いと受け取りのサインをして、荷物を受け取った。

 

以前、フランスの郵便事情について調べていたとき、日本からの荷物には、すでに運送費が支払われていても、フランスに着いてから関税を支払わなければならないケースがあると読んだことがあった。それがなぜなのか、どういった基準なのかはかなり曖昧なようで、よくわからない。今回もそうであった。しかし、これは税関が決めることであって、配達のドライバーには関係のないことである。唇を噛み締めながら支払いを済ませた。

 

レジデンスの受付の人は、以前韓国から荷物を送ってもらったけれど、そのときは関税がかからなかったと話していた。「日本だから」というのもあるのかもしれない。あるいは、そのときのタイミングで、そういう事象に出会ったり、出会わなかったりする。そんなことが、あたりまえに起きる。

 

この日はこの後、むしゃくしゃしながらギメ東洋美術館へ向かった。なんとなく足が向いただけのつもりだったが、日本人としての私を励ましたいという瑣末な気持ちもあったのかもしれない。

 

最寄りの地下鉄の駅前で、雨上がりの土を少し蹴って歩いた。

 

 

紙のチケット

 

先週、こちらに来てはじめて映画館に行ってきた。友人と、大きなシネコンでアメリカ映画を見た。そこは今までに経験したことのないような規模の映画館で、館内には30を超えるスクリーンが用意されていた。最新の映画を、迫力のある大画面で見るには最適の場所であった。

 

昨日は、ひとりで映画館を訪れてみた。カルチェラタンにある、古く小さい箱で、いわゆる単館系の映画館だ。90年代の香港映画を目当てに行った。オンラインで一応チケットは買っていたのだが、受付でQRコードを見せると紙のチケットを渡された。私個人としては紙のチケットをもらえるのは嬉しいのだが、わざわざオンラインチケットのシステムを用意している意味はよくわからない。

 

スクリーンの入り口らしきものが見当たらず、きょろきょろしていると、受付の人が外を指さし、何か言っていた。なんと説明されたのか理解できず、改めて質問しようとしたが、次の瞬間にはもう電話を取って、何やら話しこんでいた。とりあえず外に出てみると、長い列ができている。まさか少し古めのアジア映画にこんなに人が並ぶだろうか、と半信半疑のまま最後尾に向かう。私の前に立っていた婦人に声をかけて聞いてみると、この列で合っているという。「こんなに人気だとは思いませんでした」と驚いていると、「いつもこんな感じよ」と婦人は笑っていた。

 

開演時間になっても列が動かない。不思議に思っていると、5分ほどして映画館の脇の扉から人がぞろぞろと出てきた。前の上映を見ていた客らしい。やっと列が動き始め、紙のチケットをスタッフに見せて入場する。中に入ってみてわかったが、受付横にあった小さな扉が、スクリーンへの入り口になっていた。前の上映が終わって客が退場すると、その扉が開放され、次の上映のための案内が始まるらしい。化粧室はロビーにはなく、スクリーンのすぐ脇にあり、上映前にはトイレ待ちの列ができる。おおよその客が席に着いたのを確認してから、スタッフは上映を始めるようで、前の上映が長引いたのもこのためだったのだろう。

 

席は自由席である。東京ではこういったシステムの映画館が少なくなってしまったので、懐かしい気持ちになった。予約システムは、事前に好みの席を確保できる安心感を与えてくれる。もちろん便利で画期的なものだと思うが、自由席には、くじ引きのようなワクワク感がある。今となっては、それも悪くなかったと感じる。学生時代に、吉祥寺あたりの単館系を含めたさまざまな劇場で、体力の続く限り映画を見続けていたことを思い出す。

 

香港の映画なので、もちろん音声は広東語、字幕はフランス語である。何度か見たことのある映画とはいえ、最後に見たのは何年も前のことだったので、どれくらい理解できるか不安はあった。しかし思っていた以上に、フランス語も含めて内容を把握することができ、嬉しかった。特に、くすっと笑ってしまう部分を、劇場にいる人々と共有できたのが心地よい。

 

古い映画館と懐かしい作品。この心休まるひとときは、パリでの日々の中の小さな喜びであった。

 

近くの花屋。今はただ通り過ぎるだけである。

 

パリの夕暮れ。

 

雨あがりの新緑。

 

カルチェラタンの映画館。

 

 

2026年6月25日

EXHIBITION 展示杉 並


特集「祝!創刊70周年 月刊絵本『こどものとも』のはじまり」

 

展示期間:2026/6/22(月)~9/25(金)

展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビーガラスケース展示コーナー

 

 

 

 

1956年から刊行が始まった、福音館書店の月刊絵本『こどものとも』は、今年で創刊70周年を迎えました。

 

これを記念し、6/22(月)から1階ロビーガラスケース内では、杉並図書館禁帯出資料『こどものとも復刻版(創刊号~50号)』を展示します。

 

 

 

 

 

 

 

『こどものとも』の創刊者である松居直は、従来の童画に捉われない、当時気鋭の日本人画家を起用した芸術性の高い絵本を作りたいと考えました。そして、そのような絵本こそが子どもたちのより良い絵本体験に繋がると信じ、月刊絵本『こどものとも』を誕生させました。

 

 

 

2025年時点で200刷を越える『ぐりとぐら』や『おおきなかぶ』、100刷を超える『はじめてのおつかい』など、多くのロングセラー絵本は、この『こどものとも』から生まれています。

 

 

 

 

また、今回展示する50号までには、日本の絵本史を語るうえで欠かせない存在である、長新太や堀内誠一、かこさとしなど、多くの名だたる絵描きたちの、はじめて手がけた絵本が入っています。

 

 

そして、なんと記念すべき創刊号『ビップとちょうちょう』では、女子美の卒業生である堀文子が絵を手がけています。

 

 

7/6(月)~7/31(金)は、図書館ギャラリーでの創作絵本展示(ヒーリング授業成果発表)も予定しています。

 

ぜひこちらもあわせて、大人が読んでも味わい深い絵本の世界をどうぞお楽しみください!

 

 

※展示期間中は原則貸出不可です。

2026年6月22日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


6/18 新着図書

【女子美OGの本】
『アイドルを探せ (オレンジページムック)』
伊藤理佐 著


【書評に取り上げられた本】

『風姿花伝・三道 : 現代語訳』
世阿弥 著 / 岡田利規 訳
(産經新聞(2026/2/24))掲載


【図書館員の注目本】
『農業とデザイン : 食と地域を未来へつなぐブランディングのアイデア』
ビー・エヌ・エヌ 出版


『造形ワークショップをつくる』
高橋陽一 編


他 全17冊、ぜひご利用ください。

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2026年6月18日

EVENT イベント開催のお知らせ共 通


【終了】図書館検索ガイダンスのお知らせ

 

女子美術大学図書館では6月15日(月)~18日(木)の期間中、
図書館検索ガイダンスを開催します。

 

図書館検索ガイダンスでは、

 

・本を探す時に役立つ「OPAC」の使い方
・レポート作成や論文執筆に役立つ情報の探し方
・オンラインデータベース、電子ジャーナルを使った文献の検索方法
 など...

 

課題やレポート、日々の作品制作や研究に役立つ、情報検索のポイントをレクチャーします。


「本の探し方がわからない!」「オンラインデータベースってどう使うの?」とお困りの方も、「図書館を使ったことがない」という初心者の方も、どなたでもお気軽にご参加ください!

 

 

 

_さらに!今回も昨年に引き続き、お昼休みにサクッと学べる_
「ミニガイダンス」を開催いたします!

 

_15分程度で、図書館での本の探し方を学ぶことができます。
_はじめて図書館を利用する方も大歓迎です!

 

   ※各キャンパスで開催時間が異なりますので、ご注意ください。

 

 

【開催詳細】

 日程:6月15日(月)~6月18日(木) 計4日間。内容は各日同じ。
 時間:ミニガイダンス杉 並】12:40~ 15分程度

            相模原】12:55~ 15分程度

    検索ガイダンス:【両キャンパス】16:40~18:10(5時限目)    

 

◯相模原キャンパス

 会場:相模原図書館1F オープンディスカッションエリア

 

◯杉並キャンパス
 会場:杉並図書館 グループラーニングルーム
    

 

両キャンパス共通
 持物:筆記用具、お持ちの場合はPCまたはスマートフォン

 

実際にPCを操作していただきます。
図書館で用意する台数には限りがありますので、
お持ちの方はぜひご持参ください!スマートフォンでもOKです。

 

 

 

*途中参加・途中退出OK!
*短大・学部・院生問わずご参加いただけます。
*事前申込不要!ご都合のよい日に会場へお越しください。

2026年6月13日

NEW BOOKS 新着情報相模原


6/11 新着図書

北欧のテキスタイルと暮らし Beauty for All

 

 

 

竹内栖鳳 : 近代日本画のトップランナー 』
愛知県美術館, 中日新聞社編 ;中野悠 [ほか]執筆

 

 

 

 

もっと知りたい日本画 : 画材と技法を学ぶ 』
小川幸治著

 

 

 

他全72冊、ぜひご利用ください。

↑書名をクリックすると資料情報がご覧いただけます♪

 

https://lib.joshibi.ac.jp/opac/category/1/1

カテゴリー検索画面で月ごとの新着リストがご覧いただけます♪

2026年6月11日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


6/9 新着図書

【女子美OGの本】
87歳。“私基準”で生きる
川邉サチコ 著


【書評に取り上げられた本】

その〈男らしさ〉はどこからきたの? : 広告で読み解く「デキる男」の現在地 (朝日新書:1016)
小林美香 著
(読売新聞(2025/11/16))掲載


【図書館員の注目本】
だけじゃないケイセンデザイン : 罫線を活用したデザイン術
河合俊輔 著


なぜ建築家は無茶をするのか
吉田研介 著


他 全17冊、ぜひご利用ください。


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2026年6月10日
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