展示期間:2025年9月1日(月)~2025年11月7日(金)
展示場所:杉並キャンパス2号館地下1階図書館内 受付カウンター横
現在、杉並図書館では学生展示「怖くて怪しくてどこか愛おしい妖怪たち」を開催中です。
図書館サポーターさんが、企画立案から、選書、ポスターまで作成してくださいました。
「怖くて怪しくてどこか愛おしい妖怪たち」展示ご挨拶
はじめまして。
「妖怪」ときいて、あなたはどんな姿を思い浮かべるでしょうか。
夜道で人を驚かすおばけ、奇怪な姿をしたもののけ、あるいはどこか愛嬌のあるキャラクターかもしれません。

古くから人々は、説明のつかない出来事や自然現象、不安や恐怖といった心の動きを、「妖怪」という形で表現してきました。
妖怪はただ怖い存在として語られてきたわけではありません。
時には人間と心を通わせたり、思わず笑ってしまうような言動を見せたりと、どこか人間らしい一面も持っています。

本展示では、そんな妖怪たちの「多面性」に注目し、様々な視点から妖怪を捉えた資料を紹介します。
同じ妖怪でも、地域や時代によって異なる姿をしていたり、みる人の立場によって意味が変わったりすることもあります。
妖怪を知ることは人間の想像力の豊かさや、社会と文化の変遷を知ることにも繋がります。

「怖い」「不思議」「面白い」「かわいい」「愛おしい」――
一冊一冊を手に取りながら、あなた自身の感性で妖怪たちの魅力を見つけて見てください。
*poster 出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」より、『芳年略画 頼政/天狗之世界』、『新形三十六怪撰 おもゐつゝら』、『百鬼夜行絵巻』
すべて貸出可能ですので、ご来館の際は是非「怖くて怪しくてどこか愛おしい妖怪たち」展示をご覧ください。
2025年9月1日