杉 並

EXHIBITION 展示杉 並


2024年展覧会をふりかえる!

展示期間:1/6(月)~3/15(土)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー


2025年、新しい年がはじまりました。
杉並図書館では毎年新年恒例となっております、
前年に開催された展覧会を振り返る企画展示を行います。





そして今回のポスターも、
図書館サポーターさんがデザインしてくださりました。
良いスタートが切れそうな勢いを感じますね!


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2024年は、どんな年でしたか?
女子美図書館では一昨年よりも
多くの展覧会カタログを購入しました。
2024年1月~12月までの展覧会カタログをピックアップし、
時系列で展示してみました。










この展示で昨年行った展覧会を振り返ったり、
見逃してしまった展覧会カタログを
ぜひチェックしてみてください!


また、図書館内には、今回の企画展示以外にも、
全国の展覧会カタログをたくさん取り揃えております。
開催中の展覧会カタログはカウンター正面に展示されており、
開催終了後に貸出可能となります。

 

ぜひ、杉並図書館カウンター正面の
展覧会カタログコーナーも合わせてご覧ください。



2025年1月6日

EXHIBITION 展示杉 並


Paragone|レオナルド VS ミケランジェロ

展示期間:2024年9月24(火) ~ 12月23日(月)
展示場所:杉並キャンパス 2号館1階ロビー ガラスケース

 

 

今回のガラスケース展示では、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ・ブオナローティの絵画や彫刻を、迫力ある巨大な書籍の図版でご覧いただきます。(ポスターは図書館サポーターさんが作成してくださいました!)

 

ルネサンスを代表する巨匠、レオナルドとミケランジェロ。同時代に活躍した2人は、お互いをライバル視していたなどという逸話も残っています。レオナルドは絵画を、ミケランジェロは彫刻を、より優れた芸術と考えていたようで、彼らの間には思想的な対立がありました。

 

このように、芸術においてどの分野がより優れているのかと論ずることを「パラゴーネ」(Paragone)と呼びます。2人は絵画と彫刻のパラゴーネの中心人物と言えるのかもしれません。

 

ベネデット・ヴァルキによる調査、レオナルドの手記、ミケランジェロの見解をもとに、パラゴーネについて知り、その上で、当時活躍した巨匠たちの作品(図版)をご覧ください。

 

 

異分野の芸術を比較して優劣を決めるのはナンセンスじゃない?
わたしは、こっち(絵画/彫刻)の方が素晴らしいと思うなあ!
分野じゃなく個々の作品の良さに優劣があるんじゃないかなあ…

 

 

さまざまな意見があると思いますが、いったん意見の良し悪しは置いておいて、芸術を(作品を)比較するということを今一度考えなおしてみる機会になれば幸いです。

 

 

 


 

 


 

 

 ライバル(?)たちの意見 

ライバルとして紹介されることもあるレオナルドとミケランジェロ。2人の絵画と彫刻に対する意見とはいったいどのようなものだったのでしょうか?それぞれ見ていきましょう。

 

 

 レオナルドの意見 

レオナルドは、自身の手記において、絵画を彫刻、文学、そして音楽より上位に位置づけ*¹、

画家はあらゆるものを意のままに創造することができ(略)画家には広範囲にわたっての模倣が可能であるが彫刻家はそうではない*²

という旨の論拠を示しており、絵画や画家の優位性を説いています。

 

 

 ミケランジェロの意見 

一方ミケランジェロは、フィレンツェの人文主義者であるベネデット・ヴァルキ(1503-1565)が諸学芸のパラゴーネを取り上げる講演に先立ち行った、美術家へのアンケートに対し、次のように回答しています。

絵画は浮き彫りに近づくほど立派になり、浮き彫りは絵画に近づくほどより悪くなるように思えます。(略)彫刻こそ絵画の灯火であり、両者の間には、太陽と月ほどの相違があるように考えておりました。しかし(略)考えを改めました。(略)絵画も彫刻も、結局は同じものだと申せましょう。(略)各々の画家が、絵画に劣らず彫刻の制作に、同様に彫刻家は彫刻に劣らず絵画の制作に励むべきでしょう。(略)彫刻と絵画は和解すべきであって、多くの議論は放念すればよいのです。*³

当初は彫刻の方が優れていると考えていたようですが、次第に考えを改め、絵画と彫刻の間に優劣はないと結論づけています。

 

 

 レオナルド VS? ミケランジェロ 

対立するように思われがちな2人ですが、こうしてそれぞれの意見を聞いてみると真っ向から対立しているとは言い難いようにも思えます。特にミケランジェロは絵画と彫刻の間に優劣はないという結論に至っており、また、2人はイタリア・フィレンツェのヴェッキオ宮殿にある「500人大広間」の相対する壁に、それぞれ壁画を制作する予定などもあったとされており、共作ではないようですが共演NGというわけでもなさそうです。われわれが思うほどライバルというわけでもないのかもしれませんね。

 

 あなたの意見 

ここまで、レオナルドとミケランジェロの意見について説明してきましたが、あなたの意見はどうですか?芸術の分野には優劣があると思いますか?あるならばそれはなぜですか?ないのだとしてもそれは必ずしも良いことと言い切れるでしょうか?

 

あなたはどう思いますか?

 

 

 

12月23日まで杉並キャンパス2号館1階ロビーガラスケース展示コーナーにて展示しておりますので、この貴重な機会にぜひご覧ください。

 

 

 


 

 

 

〈参考文献〉

 

パラゴーネ:諸学芸の位階論争
 ベネデット・ヴァルキ 著
 オスカー・ベッチュマン、トリスタン・ヴェディゲン 編
 清瀬みさを、小松原郁 訳
 中央公論美術出版 2021年12月30日発行
 ISBN:978-4-8055-0962-3

 

*1:p.10-12
*2:p.44
*3:p.251

 

2024年9月6日

EXHIBITION 展示杉 並


【終了】「奇想」の絵師 北斎の画狂道(ヒストリー)!

展示期間:6/24(月)~9/20(金)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー

 

 

今年2024年7月3日から発行される新紙幣の千円札に
葛飾北斎の『冨嶽三十六景《神奈川沖浪裏》』が採用されたことにちなみ、
杉並図書館ガラスケース展示では、
世界的に絶大な人気を誇る稀代の浮世絵師、葛飾北斎の
奇想に富んだ画業を辿ります。

画像出典:葛飾北斎『冨嶽三十六景《神奈川沖浪裏》』(公益財団法人 東京富士美術館所蔵)
「文化遺産オンライン」収録  (https://jpsearch.go.jp/item/bunka-246760)

 

 

 

北斎は、自ら「画狂(老)人」と名乗ったほど
日々絵を描くことに没頭し、
最期の時までひたすらに画技の高みを目指し続けた
生涯だったと言われています。


20歳頃から浮世絵師となり、90歳までの70年もの間に
浮世絵というジャンルに留まる事なく、
楚々とした繊細な肉筆の美人画、
軽妙洒脱な狂歌本やワクワクするような臨場感溢れる読本挿絵、
さらに思わずくすっと笑ってしまうような
遊び心とユーモア溢れる絵手本など…、


森羅万象のあらゆる事象や江戸を生きる数多の人々の営みを
飽くなき探究心で見つめ、ユニークな視点や構図、技法を駆使し、
現代の私たちが見ても思わずかっこいい! と唸るような
魅力溢れる作品を数多く世に送り出しました。

 

今回の展示では、普段なかなか見ることができない貴重書庫の
『冨嶽三十六景』複製版や禁帯出の古書なども展示いたします。
この機会にぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

2024年6月24日

EXHIBITION 展示杉 並


【終了】Welcome! JOSHIBI LIBRARY ~女子美の先生・OGの本集めてみました~

展示期間:4/5(金)~6/21(金)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー

 

 

女子美生の皆様、ご進級・ご入学おめでとうございます。

女子美術大学杉並キャンパス図書館へようこそ!

 

 

 

 

 

 

新年度第一弾の女子美杉並図書館ガラスケース展示は、


女子美生を教え導いてくださった先生方や
女子美から巣立ち、女子美で学んだことや自身の個性を生かして
社会の第一線で活躍している先輩たち。


そんな女子美にゆかりのある人々の図書をご紹介します。

 

 

 

 


さらに、今回の展示では特別に
著名な先生方のサイン色紙も展示しています!

 

 

 

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図書館内には今回展示している本以外にも、
女子美OG・先生の本を集めた

「女子美関係図書コーナー」を常設しています。
ラインナップは随時追加していますので

ぜひチェックしてみてくださいね。


展示中の図書はすべて貸出可能です。
(雑誌は館内閲覧のみとなります)
貸出・閲覧希望の方は、
お気軽にカウンタースタッフにお声がけください。

 

 

2024年4月5日

EXHIBITION 展示杉 並


【終了】2023年展覧会をふりかえる!

展示期間:1/9(火)~3/15(金)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー

 

2024年、新しい年の始まりです。


杉並図書館では、新年恒例となっている
前年開催の展覧会を振り返る企画展示を行います。

 

 

 

 

そして今回のポスターも、
図書館サポーターさんがデザインしてくださいました。
清々しい色味が新年にぴったりですね!

 

 

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2023年は、コロナも落ち着き、
3年ぶりに行動制限が解除されました。
美術館に足を運んだ学生さんも
多かったのではないでしょうか。

 

女子美図書館では一昨年よりも
多くの展覧会カタログを購入しております。
その中の1月から12月まで1冊ずつピックアップし、
時系列で展示してみました。

 

 

 


この展示で昨年行った展覧会を振り返ったり、
見逃してしまった展覧会カタログを
ぜひチェックしてみてください!


また、図書館内には、今回の企画展示以外にも、
全国の展覧会カタログをたくさん取り揃えております。
開催中の展覧会カタログはカウンター正面に展示されており、
開催終了後に貸出可能となります。

 

ぜひ、杉並図書館カウンター正面の
展覧会カタログコーナーも合わせてご覧ください。

 

 

2024年1月10日

EXHIBITION 展示杉 並


【終了】The Old Books 素晴らしき古書の世界

展示期間:9/25(月)~12/22(金)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー

 


芸術の秋、文化の秋がやってきました。


今シーズンの杉並図書館では、コロナ禍を経て実に4年ぶりに貴重書の企画展示、『The Old Books 素晴らしき古書の世界』を開催する運びとなりました。

 

「貴重書」とは、今では一般的に流通していない、希少で、学術・文化的な価値が高く、読んで字の如く「貴重な」本のことです。遥か昔の時代に制作された本は、どんなに保存状態が良い本であっても、年々劣化し朽ち果てていく運命にあります。


そのため、国宝や重要文化財として指定し、博物館や美術館などで厳重に保管していますが、近年そういった場所でしか見られない貴重な資料を後年まで残していくために、「ファクシミリ版」と呼ばれる、原本にできる限り忠実に複製した複製版が作成されるようになりました。

 

杉並図書館でも、このように古く学術的に重要な資料を美術の研究に役立てていただけるよう、収集・所蔵していますが、複製版とはいえ非常に貴重な資料になりますので、普段は貴重書庫で厳重に保管されおり、ほとんど目にすることのできない本になります。

 

今回の展示では、杉並図書館秘蔵の貴重書と禁帯出図書の中から、

 

ルネサンスの時代に活躍した巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチが遺した手稿や、13-14世紀頃に制作された装飾写本の中から、豪華な金箔押しが施され、鮮やかに採色された挿絵(ミニアチュール)が本文の中に組み込まれている『トリノ=ミラノ時祷書』『ランベス黙示録』のファクシミリ版、

 

アルフォンス・ミュシャを筆頭に、ベル・エポックのそうそうたる芸術家たちが表紙や挿絵を手掛けた芸術雑誌や、彩色された美しいファッション画にときめく18世紀のモード雑誌の原本、

 

本という媒体でありながら、装幀や製本に趣向をこらし、芸術品として追及された美しい本を世に送り出した武井武雄の刊本作品や、ウィリアム・モリスが装飾写本の製法や美しさに立ち返り、つくりあげた『Love is enough』、

 

日本が誇る芸術である浮世絵の中から、来年2024年から発行される紙幣の絵柄に採用された葛飾北斎の『富嶽三十六景』を、当時の道具・画材・製法で忠実に再現した複製版画や、同時期に活躍した歌川広重の『東海道五十三次』

 

日本に現存する最古の絵巻物『源氏物語絵巻』と、現代においても人気の高い平安時代の絵巻物『鳥獣戯画』、室町時代に制作され、水木しげるや宮崎駿の作品にも影響を与えたといわれる『百鬼夜行絵巻』の複製版、

 

70年ほど前の戦後間もない時代に刊行された、女子美OGであり学長も務めた堀文子先生と、同じく女子美OGである桜井悦さんが挿画を描いた美しい児童書、

 

他、和書・洋書織り交ぜ、豪華で盛りだくさんの内容で公開いたします。


遥かな時代を超えて脈々と受け継がれ、文化や芸術との関わりの中で進化・変遷してきたこれらの古く美しい本たちからは、本の制作に携わった職人や芸術家たちの、素晴らしい技術やものづくりへの情熱を感じとっていただけるのではないでしょうか。


この貴重な機会にぜひ、間近でじっくりとご覧ください。

 

 

2023年9月26日

EXHIBITION 展示杉 並


【終了】ビジュアライズされるマザーグース ~挿絵・造本芸術の愉しみ~

展示期間:6/26(月)~9/22(金)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー

 



今回、杉並図書館では企画展示
『ビジュアライズされるマザーグース ~挿絵・造本芸術の愉しみ~』を開催します。




〈マザーグースとは?〉



マザーグースとは、主にイギリスやアメリカの子どもたちに親しまれている、古くから口伝えで伝承された童謡の総称です。
童謡のことをイギリスではナーサリーライムともいいます。

童謡といってもメロディがないものもあり、子守唄、詩、なぞなぞ、早口言葉など多種多様。また内容も教訓、ナンセンス、滑稽、摩訶不思議、風刺などさまざまで、子どもから大人まで楽しめます。



〈マザーグースの本と挿絵〉


18世紀に入ると、マザーグースを採録した本が刊行され、楽譜や挿絵が添えられたものもありました。

唄の内容は、画家にとってイメージを喚起しやすいものもあれば、摩訶不思議で意味がよくわからないものもあります。

マザーグースを描くには、奔放な表現力を必要としたでしょう。

だからこそ、多くの画家たちが創作意欲を刺激され、独自の解釈でマザーグースをビジュアライズ(視覚化)しました。

なかにはウォルター・クレイン 、ケイト・グリーナウェイ、ランドルフ・コルデコットのような著名な挿絵画家もいました。

画家たちの解釈の違いは、マザーグースの挿絵を愉しむ醍醐味のひとつです。

たとえば人気キャラクターのハンプティ・ダンプティ。

もともとは「塀から一度落ちたらもとには戻せない」というなぞなぞ唄の主人公で、その答えは「卵」。

ハンプティの姿は、卵の擬人化、男の子、中年男性などさまざま。


さらに「塀から落ちた理由」を描くとなると、旗を振りすぎ、ワインを飲みすぎなど十人十色です。



〈造本芸術の魅力 ~複刻されたオーピー・コレクション~〉



さて、今回ご紹介する本は、ほるぷ出版の『複刻マザーグースの世界』シリーズ全52冊。

このシリーズは、オックスフォード大学ボードリアン図書館所蔵のオーピー・コレクションから、マザーグースの絵本を複刻したものです。

複刻の元となったオーピー・コレクションとは、児童文学研究家であるオーピー夫妻が収集した児童文学コレクションのこと。

これらは比類のない貴重な資料群で、夫妻の希望によりボードリアン図書館に寄付されました。

杉並図書館の特色ある蔵書構成として充実した絵本のコレクションがあり、このシリーズもその一部です。


本展ではこのシリーズの中から、

印刷・出版文化と深い関係があるチャップ・ブック、
折本形式のパノラマ絵本、
素朴で味わい深い挿絵、
細部までこだわった美麗な挿絵や装丁の本など、

さまざまな形でビジュアライズされたマザーグースを展示します。


数百年前の挿絵・造本の美しさはさることながら、複刻技術により時を越えてよみがえった本の美しさもご堪能ください。

複刻にあたり、当時の原本にできるだけ近づけるため、紙材、印刷、色彩、装丁などを調査し、忠実に再現したとされています。

これらの意匠を凝らした本は、それ自体がアートといえるでしょう。

眺めるだけでも楽しい本展。

いつもは書庫にて大事に保管している絵本をご覧いただける貴重な機会です。

ぜひお越しください。

 

2023年6月26日

EXHIBITION 展示杉 並


【終了】「欧米のヴィンテージブック 美しくて かわいい 挿画・絵本の世界」

展示期間:4/4 (火)~ 6/24(土)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー

 

 

花便りも伝わる今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

今回は杉並図書館が誇る挿絵本・絵本コレクションから、19~20世紀の欧米で刊行された貴重な本をご紹介します。

 

 

欧米の挿絵・絵本芸術は、19~20世紀の印刷技術の進歩により飛躍的に向上し、多様な表現が可能となりました。

 

 

現代絵本の形式も、同時代に確立したといわれています。

 

 

19世紀から20世紀にかけて、欧米の挿画・絵本文化は大きく花開き、多くの画家や作家が輩出され、後世に残る数多くの名作が生まれました。

 

 

本展では、この時代に刊行されたヴィンテージブックをご紹介します。

 

 

日本で未翻訳の希少書や、著名な画家・美術出版社による本もあります。

 

 

モーリス・ブテ・ド・モンヴェルによる楽譜絵本

 

 

ジェシー・W ・スミスの挿絵本

 

 

パーマー・コックスの『ブラウニー』の本

 

 

アンドレ・フランソワによる『ワニの涙』の原著

 

 

メッゲンドルファーやクバシュタによるしかけ絵本など、

 

 

長い年月を経ても魅力が色褪せない傑作が一堂に会しました。

 

 







 

日頃は公開していないコレクションをまとめてご覧いただける貴重な機会です。

 

ぜひお越しください。

 

2023年4月4日

EXHIBITION 展示杉 並


【終了】2022年展覧会をふりかえる!

展示場所:杉並キャンパス2号館1Fロビー
展示期間:2023年1月10日(火)~2023年3月17日(金)

 

 

2022年は大型の巡回展が多く開催されました。

あなたが心に残った展覧会はいくつありましたか?

 

今回、杉並図書館では「2022年展覧会をふりかえる」と称して
2022年関東近郊開催の展覧会のカタログが大特集!

 

1月から12月まで時系列に沿って並べてみました。

 

 

ポスターやキャプションデザインは、

図書館サポーターの学生さんが担当してくださり
とても素敵な仕上がりになっております。

 

まだまだ海外旅行も厳しく
世界の美術館や展覧会に足を運ぶのも難しいこのご時世。

 

今後もさらに世界の名作が日本にやってきてくれると嬉しいですね。

 

 

 

 

杉並図書館内でも、全国の展覧会カタログをずらりと揃えて皆さまをお待ちしています。

 

開催中の展覧会のカタログは館内閲覧でお楽しみいただくことができ、
開催終了後は借りることが出来ます。

 

ぜひ、カウンター正面の展覧会カタログコーナーもご覧ください。

2023年1月10日

EXHIBITION 展示杉 並


【終了】THE POP-UP BOOKS

展示期間: 9/26(月)~12/23(金)

展示場所:杉並キャンパス2号館1Fロビー ガラスケース展示コーナー

 

 

 

 

皆さんは、子供のころにしかけ絵本を読んだことがありますか?
ページを開いたらどんなことになるだろうか、
ドキドキワクワクしてとても楽しいものです。

 

 

現在、仕掛け絵本は、子供のための絵本だけにとどまらず、

大人も楽しめるものが数多く発行されています。

洗練されたデザイン、複雑で精巧なしかけに驚きの連続です。

絵本作家ではない美術家たちも、

自らの作品をしかけ絵本として発表するなど

しかけ絵本が、芸術分野における表現方法の一つとして、

その魅力が注目を集めています。

 

 

 

杉並図書館は絵本がたくさんありますが、

様々なしかけ絵本も蔵書しています。

今回はその中でも、ちょっと古くてかわいらしい絵本から

現代の芸術的なポップアップ作品まで、

しかけ絵本を選りすぐってご紹介します。

開いてびっくり、ポップアップの世界を、じっくりご覧ください!

 

 

 

 

 

2022年12月10日
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