NEWS 図書館からのお知らせ杉 並


日本縦断・ミュージアムの旅 ~長期休暇に楽しむ全国の美術館・博物館~

『日本縦断・ミュージアムの旅 ~長期休暇に楽しむ全国の美術館・博物館~』

展示期間:2019年7月20日~9月27日

展示場所:杉並図書館 館内展示コーナー

 

長い梅雨もようやく終わりの兆しが見えはじめ、もうすぐ待ちに待った夏休みですね。
お出かけの予定はもう決まりましたか?
せっかくの長期休暇、日本各地の美術館や博物館を巡ってみてはいかがでしょう。

この夏、杉並図書館では、全国の美術館・博物館のガイドブックやカタログをご紹介しています。


「日本の美術館ベスト100ガイド」、「旅先で寄る奇想博物館」、「ミュージアムグッズ図鑑」などなど…全国のミュージアムガイドブックは、パラパラと眺めるだけでも楽しいものですね。


各都道府県のミュージアムが発行したガイドブックや、常設展カタログもたくさん取り揃えています。


資料を紹介するキャプションには、図書館スタッフからのコメントも掲載しています。コメントは全部で21種類。ちょっと誰かに話したくなるような豆知識に出会えるかもしれません。


ちなみに今回は、 日本列島の形に資料を並べています。一番右上の北海道のガイドブックから始まり、左下の福岡県までかたどられています。見る人が見ればわかりますよね、きっと…!


展示してある資料はすべて貸出できます。ぜひ図書館までお越しください♪

2019年7月20日

TEACHERS' SELECTION 先生の本棚から


摘読録――My favorite words 第22回

女子美術大学 名誉教授 北澤憲昭

 

一九六八年の夏、小雨に濡れたプラハの街頭に対峙していたのは、圧倒的で無力な戦車と、無力で圧倒的な言葉であった。

――加藤周一「言葉と戦車」(1969)

  

1956年2月25日、ソヴィエト連邦共産党第20回大会において共産党第1書記ニキータ・フルシチョフがスターリン体制の実態報告をおこない、粛清や暴政のすさまじさがあきらかにされた。報告は、諸外国の共産党や労働者党を排した秘密会議で行われたのだが、その内容は滲み出るようにして外部に拡がるところとなり、その結果、ソヴィエトが掌握していた国際コミュニズム運動の求心力は低下してゆくことになる。東欧圏では、共産党支配に対抗して民主化を求める運動が展開され、その一環として「プラハの春」と呼ばれる事件が起こった。

  

1968年春に開かれたチェコ-スロヴァキアの共産党中央委員会総会で採択された「行動綱領」には一党独裁体制の是正、市場経済の部分的導入、表現の自由などの項目が盛り込まれ、市民は「二千語宣言」を以てこれに賛意を表明した。パリで「五月革命」の昂揚があり、日本では全共闘運動が最後の光芒を放った年のことだ。

  

ソヴィエトは、こうした民主化の動きを「反革命」の徴候とみなし、これを弾圧するべくワルシャワ条約機構軍をチェコ‐スロヴァキアに侵攻させた。8月20日23時のことである。チェコ‐スロヴァキア全土を制圧した侵攻軍は、国際通話や外信用テレックスなどの国外向けの公的通信手段を封鎖し、情報統制を布いたが、プラハで起こっていることは、アマチュア無線を通じて、またたくまに世界の知るところとなった。

  

当時、音楽祭開催を控えたザルツブルクに滞在していた加藤周一は、8月21日の朝、食事のために訪れたレストランでチェコが非常事態にあることを知る。彼は、音楽祭をキャンセルし、情報収集に有利な首都ウイーンへと急行する。このときの経験に基づいて書かれたのが「言葉と戦車」にほかならない。

  

上に引いたくだりに先立って、加藤は、次のように記している。「言葉は、どれほど鋭くても、またどれほど多くの人々の声となっても、一台の戦車さえ破壊することはできない。戦車は、すべての声を沈黙させることができるし、プラハの全体を破壊することもできる。しかしプラハ街頭における戦車の存在そのものを正当化することはできないだろう。自分自身を正当化するためには、どうしても言葉を必要とする。すなわち相手を沈黙させるのではなく、反駁しなければならない。言葉に対するには言葉をもってしなければならない」、と。このくだりを読むとき、決まってジョセフ・クーデルカが残した、戦車の兵士を説得しようと必死に語りかける市民たちのすがたが想い浮かぶ。

  

引用部分に続けて加藤は「その場で勝負のつくはずはなかった」としるしているが、加藤のいうとおり「勝負」は先にもちこされた。軍事力によって鎮圧されたものの、民主化の動きは決して終わることはなく、いったん伏流と化してプラハの精神的な通奏低音と化し、21年後の「ビロード革命」においてモルダウのように大きな流れとなって高らかに響き渡ることになる。

                                  

  

2019年7月20日

EXHIBITION 展示相模原


【終了】不思議なヒエログリフの世界 ~エジプト壁画への旅~

 

展示期間: 7/20(土)~9/20(金)

展示場所:相模原図書館1F展示コーナー

 

  

 

皆さんは古代エジプトと聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?巨大なピラミッドやスフィンクス、四大文明の一つなど、歴史の授業で習った方も多いのではないでしょうか。

 

 

今回は当時使われていた文字、ヒエログリフ(聖刻文字)を中心に古代エジプトに関した資料を展示しています。ヒエログリフは神殿やファラオの墓、壁画に多く記されており、古代エジプトを知る上で欠かせない存在です。 

 

中でも、ヒエログリフの歴史に始まり、その読み方や、どのように使われていたかなど、古代エジプト人が重要視した死後の世界と絡めて資料を紹介しています。

 

 

関連資料もヒエログリフの読み方から50音表記にも対応した書き方の本までありますので、ご自分の名前をヒエログリフで書いてみはいかがでしょうか。

 

  

不思議な文字ヒエログリフの世界をお楽しみください。

  

<オススメ展覧会>

 岡山市立オリエント美術館では特別展『ミイラと神々-エジプトの来世、メソポタミアの現世-』が7/13(土)から開催されています。夏休みの旅行の際にぜひ!

 

2019年7月20日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


7/18 新着図書

【女子美OGの本】

『ノラネコぐんだんコミック (コドモエのほん)』

女子美卒業生の工藤ノリコさんの新刊。連載開始から20年以上続くノラネコぐんだんの4コママンガの傑作選。求人情報誌に描いていた頃の初期作品も載ってます。

 

【女子美OGの本】

『おしゃれっていいもの』

女子美卒業生のスタイリスト、 fruits of lifeのディレクター大橋利枝子さんの本。ご自身のブランド “fruits of life” のことや大橋さんのスタイルを公開。おしゃれについてのエッセイも載っています。

 

【女子美教員の本】

『Yohjiを愛したサプール』

コンゴではヨウジヤマモトの洋服がファッションブランドの域を超えて自由や平和の象徴となった。ヨウジヤマモトを着たアフリカのオシャレ集団・サプールの人たちの実態に迫った写真集。

 

【図書館員の注目本】

『世界の美しい学校』

歴史ある重厚な学都から最新モダン建築の大学・地域の特色を活かした学校など、国内外の美しい学舎を集めた写真集。

 

【図書館員の注目本】

『まくらからくま』

上から読んでも下から読んでも同じ文章になる回文。絵本の文章もタイトルも回文になっている新感覚絵本。読み終わったら自分でも回文を作りたくなるかも!?

 

その他全32冊

展示中の新刊図書は、2号館1階ロビーのガラスケース内 / カウンター前ともに貸出可能です。
気になる本がありましたら、カウンターまでお越しください。

詳細検索で「新着○日以内」と入力すれば一覧がご覧いただけます。

http://lib.joshibi.ac.jp/mylimedio/search/search-input.do?mode=comp&nqid=1

2019年7月18日

NEW BOOKS 新着情報相模原


7/17 新着図書

 

【図書館員の注目本】 

 

『ReFlex Bauhaus』

ドイツの美術学校 バウハウスは今年開校100年。バウハウスの100周年を記念して

ミュンヘンのデザイン・ミュージアムでオブジェクトを公開し現代アートとの会話を設定。

ファッションデザイナー、作家、建築家、作曲家、アーティストの5人それぞれ独自の

作品をご覧いただけます。

 

『MAY MORRIS』 

表紙そして名前を見ればおわかりいただけますように、ウィリアム・モリスの娘である

メアリー・モリスの刺繍の画像、スケッチ、水彩画などの作品集。

父親にも負けない愛らしい作品の数々をぜひご堪能ください。

 

『ERIC RAVILIOUS SCRAPBOOKS』

英国アーティスト、エリック・ラビリオスのスクラップブックから多彩なモチーフやイメージをまとめてご紹介いたします。アーティストの頭の中をこっそりのぞいてみませんか? 

 

『フィールドワークへの挑戦』 

人類学のフィールドワークとは、<他者>について少しでもわかろうとする実践だそう

です。わたしたちが「生きる」ことにとってどのような意味をもつのかを、「初心者」の

視点に立って明らかにすることをめざしていきます。

 

他全57冊 

2019年7月17日

NEWS 図書館からのお知らせ相模原


1Fミニ展示コーナー「国際芸術祭ピックアップ」

1階入口横のミニ展示コーナーを入れ替えました。

2019年夏、大注目の2大国際芸術祭

「あいちトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭」をピックアップ!


芸術祭参加アーティストに関連した図書や、

過去に行われた各地芸術祭資料をご紹介します。

参加アーティスト関連図書は<展示関連図書>札が目印!


すぐ裏手の雑誌架では、国際芸術祭をたっぷり特集した『Casa Brutus』『美術手帖』最新号も配架中です! あわせてお楽しみください。


※雑誌最新号は、館内閲覧にてご利用いただけます (複写不可)

ソファ席でゆっくりご利用ください♪

2019年7月15日

NEWS 図書館からのお知らせ杉 並


特集コーナー「自然が創る 驚きのいろ・かたち」

7月の杉並図書館・特集コーナーのテーマは「自然が創る 驚きのいろ・かたち」です。

 

自然が創り出したデザインのなかに、人が手を加えたのかと思うほど鮮やかな色や独特なかたちを目にします。
自然界にこんな色があるのか、こんなかたちがあるのか、どういう働きをもたらしているんだろう。どんどん好奇心が沸いてきます。

 

今回は、特に色とかたちが特徴的なものを扱っている本を集めました。また、併せて自然の造形に魅了された人たちが手がけた作品に関する本も並べています。

 

そのなかからいくつかご紹介します。

 

『生物の驚異的な形』

ドイツの博物学者エルンスト・ヘッケル(1834~1919年)が対称性と秩序をテーマに描いた100枚の図版を収録。 ヘッケルの思想を表す集大成といわれています。

緻密なスケッチと装飾性に自然界の神秘を感じます。

 

『種子のデザイン:旅するかたち』

種子のかたちには、たくさんの工夫が詰まっています。例えば、風に乗る滞空時間さえ計算されていたり。すべて意味のあるかたちなのだとわかります。

 

『世界一うつくしい昆虫図鑑』

どのページにも昆虫が宝石のように並んでいます。

天然の色の鮮やかさ、造形の美しさに息を呑む一冊。

  

受付カウンター横の特集コーナーをぜひご覧ください!

2019年7月12日

NEW BOOKS 新着情報杉 並


7/11 新着図書

【女子美OGの本】

『おかいものなんだっけ?』

女子美術短期大学情報デザイン科を卒業後、グラフィックデザイン会社、子どもの本専門店勤務を経て絵本作家になった宮野さんの新刊。お姉ちゃんと弟がお母さんからおつかいを頼まれた。ちゃんと全部買えるかな?おつかい気分が楽しめる絵本。

 

【女子美OGの本】

『60歳からのおしゃれのコツ』

毎日を愉しみながら、前向きに人生を充実させていくヒントを提案している著者が、60歳からの“スペシャルな年齢”の女性に向け、ラクして素敵になるおしゃれ術をイラストと共に伝える。

 

【女子美OGの本】

『ちっちゃいこえ』

丸木夫婦の描く「原爆の図」の絵にアーサー・ビナード氏が文章を書く。
ヒロシマの生き物たちには何がふりかかったのか? 美しい絵から、ひびいてくるそのこたえに、ひとりひとり耳をすます紙芝居。

 

【女子美教員の本】

『服を作る : モードを超えて 増補新版』

デザイナー山本耀司の生い立ちから100の質問、今回増補新版を発行するにあたり、新章も追加されより深く山本耀司という人を知ることができる1冊。
山本耀司 さんは女子美術大学の客員教授でいらっしゃいます。

 

【女子美関連の本】

『風景をかこう (かんたんレベルアップ絵のかきかた. 1)』

女子美術大学付属中学・高校の美術の先生が絵の描き方をわかりやすく紹介。。参考作品として付属生の作品も多数、掲載されています。

  

【図書館員の注目本】

『歴史を変えた100冊の本』

世界の主要な宗教の基盤となった書物から哲学・科学の本、誰もが知っている小説・童話集まで、幅広いジャンルの本を紹介。美しい図版の数々も載っています。

その他36全冊

展示中の新刊図書は、2号館1階ロビーのガラスケース内 / カウンター前ともに貸出可能です。
気になる本がありましたら、カウンターまでお越しください。

詳細検索で「新着○日以内」と入力すれば一覧がご覧いただけます。

http://lib.joshibi.ac.jp/mylimedio/search/search-input.do?mode=comp&nqid=1

2019年7月11日

EPISODE こぼれ話杉 並


専攻科の授業で貴重書閲覧が行われました!

7月5日(金)、グループラーニングルームにて専攻科の授業が行われました!普段は書庫で保管されている「貴重書」の、製本や装丁をじっくり観察しました。

 

 

手袋をつけてから自由にページを開き、数十年前~数百年前に発行された貴重書の美しさを味わいました。

 


 

また「グループラーニングルーム」は、授業に限らず2名以上であればどなたでもお使いいただけます。勉強や話し合いに、ぜひご利用ください♪

 

 

2019年7月9日

NEW BOOKS 新着情報相模原


7/8 新着図書

 

【図書館員の注目本】

 

『極上の招待状』

最近の招待状は、時間や場所をただ知らせるだけではなく、ストーリーテリングやブランディングのためのツールと変容しました。

招待状は選ばれた人に直接届けられ、形として残るものです。

本書で取り上げた作品を見ると、より親密でユニークなビジュアル・コミュニケーションの制作過程がわかります。 

 

『不調女子のカラダよろこぶ栄養BOOK』

医者や薬に頼ったり、無理なダイエットをする前においしい食べ物で解決しましょう。

栄養不足はカラダや心の不調につながります。いろいろな健康法・美容法がありますが、まずはいちばん身近な食事から変えてみませんか?

 

『小鳥ぽんぽん』

毛糸を巻いてつくる家鳥とちいさな野鳥。

かわいらしい、ちいさな鳥があなたの手のひらに舞い降りたら、ぜひ思う存分かわいがってあげてください。

 

『クラゲ水族館BOOK』

著者の 鈴木朱紀子さんがクラゲの写真を撮り始めて今年で25年目。

今ではすっかり人気者のクラゲたちも、撮り始めた当時の認識は「お盆の海に出てきて人を刺す、海水浴のジャマをするイヤなやつ」だったとか。

25年間「神秘的に美しく浮遊するクラゲの姿」に魅了され続けた鈴木さんがオススメする“素敵なクラゲに出遭える水族館”をご紹介します。

 

『書くための勇気 「見方」が変わる文章術』

書きたい気持ちはあるのに、思うように書けない、自信がない。

そんなあなたに勇気を出して文章を書く方法論を思考し、提案するのが本書の役割です。

一読後、文章を書いてみたい、文章を書く気力が湧いた、という方がひとりでも増えますように。

 

他全52冊

2019年7月8日
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