【女子美OGの本】
『花をさかせたがらない小さなキャベツ:
フランスのおはなし(女の子の昔話えほん)』
頼み事を断った娘へのおしおきを犬に頼むも、
また断られてしまったお母さんは
犬へのおしおきを木に頼みますが…。
頼みごとを断られる度に、
新しい相手におしおきを頼み続ける、
お母さんの旅を描いた累積譚です。
絵は女子美卒業生のうえのあおさんです。
『長野まゆみの偏愛耽美作品集』
青少年の耽美的表現に定評のある、
女子美卒業生の作家・長野まゆみさんが選ぶ、
小説・随筆・詩歌26作を収録。
作家たちの美意識が感じられる作品の断片が、
添えられた長野さんのコメントと相まり、
その美しさが引き立てられている選集となっています。
【書評に取り上げられた本】
『ケアとアートの教室』
いかに人らしくあり、何をもって豊かとするのか。
今の時代に向き合うべきこの問いに
答えるために必要なのは、
様々な世代・文化・困難などを支え共生するための、
日常的な福祉なのかもしれません。
福祉に求められる創造性の根源的役割を論ずる1冊。
朝日新聞(2022/2/19)に書評掲載あり。
『狙われた身体:病いと妖怪とジェンダー』
かつてウイルスや病いは、目に捉えることの
できない不可思議な存在であり、
それらは妖怪として表現・視覚化されていました。
病いとの付き合い方や向き合い方を読み解くことで、
当時の身体観・ジェンダー観が見えてきます。
日経新聞(2022/4/23)に書評掲載あり。
【図書館員の注目本】
『ぼく(闇は光の母:3)』
手ずからいのちを絶った「ぼく」には、
ともだちを好く思い、おにぎりの味、きれいな空の色…
いちばんになる志、かねもちになる夢…
たくさんの記憶と気持ちが残っていました。けれど…。
回想や展望が明るく美しいゆえに、
「ぼく」の選択に疑問を抱かせます。
ほか全25冊、ぜひご利用ください。
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2022年7月1日