【書評に取り上げられた本】
『福島モノローグ』
いとうせいこう氏による、福島に住む
11人の女性へのインタビューを収録した本書には、
語り手の言葉が含む迷いや彼女らの話し癖が
手を加えられることなく掲載されており、
生きている彼女らの存在を確かに感じさせます。
朝日新聞(2021/05/08)に書評掲載あり。
『みんなとおなじくできないよ:
障がいのあるおとうととボクのはなし』
「おとうとが好き。でもいっしょにいると
ボクのこころはグチャグチャになる。
こんなふうに思うボクはダメな子?」
障害を持つ兄弟や姉妹のいる「きょうだい児」をテーマに
小児科医である作者の実体験をもとにした絵本です。
産経新聞(2021/04/25)に書評掲載あり。
【図書館員の注目本】
2020年、新型コロナウイルスの災禍に見舞われ、
展覧会は軒並み中止・延期となり、学芸員も
研究成果を公開する機会をことごとく奪われていきました。
本書は、この先の見えない不透明な時代に、
補助線を引くように探りを入れていくコラム集です。
『マルクス主義、フェミニズム、セックスワーク論:
搾取と暴力に抗うために』
女性への差別や暴力を構造的に捉え、
ネオリベラリズムがもたらす女性搾取への詭弁
「セックスワーク論」を批判し、現代社会に蔓延る
資本主義や男性社会といった社会システムを暴きます。
これまで、フェミニズムがユングを無視してきた
経緯を踏まえて、ユングの生涯やユング心理学を
初学者にも分かりやすく丁寧に解説し、
フェミニズムの要素を掘り起こします。
↑ 書名をクリックすると資料情報がご覧いただけます♪ ↑
その他全25冊、ぜひご利用ください。
https://lib.joshibi.ac.jp/opac/category/1/1
↑ カテゴリー検索画面で月ごとの新着リストがご覧いただけます♪↑
———————————————————————————————————–
※入構されない本学在籍学生、 研究生・科目等履修生 、教職員の皆さまは、引き続き郵送貸出サービスをご利用いただけます。
詳細は下記の「図書資料の郵送貸出サービスについて」をご覧ください。
2021年6月24日