【書評に取り上げられた本】
少年期に、ホロコーストを扱ったドキュメンタリー映画『夜と霧』に
衝撃を受けた著者は、ナチ収容所にて囚人たちが秘密裡に撮影した
写真をもとに現地を訪ねます。撮影場所や撮影者などを踏査し、
写真という言葉を持たない証言の言語化を試みます。
日経新聞(2021/02/06)に書評掲載あり。
【図書館員の注目本】
『どうする?デザイン:
クライアントとのやりとりでよくわかる!デザインの決め方、伝え方』
ポスターや企業ロゴにパッケージまで、
多様なデザイン案件の打ち合わせから納品までを
クライアントとのやりとりとともに紹介する、新人デザイナーの必携書。
本書を片手に、街なかのデザインの生まれるまでを
想像してみてもおもしろそうです。
『DOT, LINE, SHAPE:
The Basic Elements of Design and Illustration』
グラフィックデザインにおける最も大きな要素の「点・線・形」は、
あらゆるビジュアルを構成する基本的な要素であり、これらを拡張した
効果的な表現やビジョンの実例を収集した本書は、トレンドや時代をも
超越するこれら3要素の恒久的性質を示します。
彫刻家でありデザイナーである五十嵐威暢氏の
70年代から90年代にかけて制作された作品を収録したアーカイブ。
コンピュータがデザイン業界に導入される以前から制作されている
彼のアイコニックな3Dタイポグラフィへの試みを紹介します。
『VIK MUNIZ:SEEING IS BELIEVING』
グラニュー糖・ピーナツバター・チョコレートシロップなどの
素材を用いた作品を、ムニーズは「写真的妄想」と称し、
「写真は現実を偽りなく写す」という我々の認識を覆します。
事実と虚構との間に立たされる我々の目に向いた、
彼の皮肉な視線を感じます。
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2021年5月5日