【図書館員の注目本】
『ファン・ゴッホ 巡りゆく日本の夢』
今年の3月まで巡回していた展覧会のカタログです。
浮世絵の美に魅せられたゴッホ、その創作と「日本」との関わりを、最先端の研究結果などと共に詳述。ファン・ゴッホ美術館と国際共同プロジェクトによる決定版です。
『関根悠一郎』
エネルギッシュで、おどろおどろしいようでいて、けれどどこかユーモラス。そしてシュール。
若くして頭角を現した氏の、絵を描きながら戦ってきた半生の断片を、密な筆致から感じ取れます。
『Futura: The Typeface』
2016年にグーテンベルク博物館で開催された展覧会のカタログです。
装丁の近未来的な銀色が目を惹きますが、「Futura(フーツラ)」とはラテン語で「未来」の意味。この幾何学的なサンセリフ体は、欧文圏で長きに渡って愛されています。
『宮沢賢治コレクション9 疾中・東京ほか』
著名な「雨ニモマケズ」を含む、短い詩作を主に収録。読みやすい構成になっておりますので、お手軽に通学中ひと駅ごとでも読書できます。
1~8もありますので、合わせてぜひご覧ください。
『くらもちふさこ×いくえみ綾 二人展』
漫画家デビューはお二方ともなんと1970年代! 今でもドラマ原作になるほど活躍する、そんな二人の展覧会「公式ビジュアルブック」。
いろいろあって展覧会へは行けなかったけれど、せめて図録だけでも見たい!そんな時はぜひ女子美図書館へどうぞ!!
他全48冊
2018年4月13日