2024年6月21日(金)杉並図書館グループラーニングルームにて、専攻科の授業が行われました。
普段は書庫で保管されている杉並・相模原の貴重書、全64点を実際に手に取り、製本や装丁を観察していただき、紙質やデザインの精密さなど、書写された時代の風合いを感じていただきました。
三大ケルト装飾写本のひとつとされるアイルランドの国宝、ケルズの書のファクシミリ版なども展示。忠実に再現された装飾の緻密さに驚かれていました。
童画家、版画家の武井武雄のライフワーク「刊本作品」も、みなさん手に取り、さまざまな角度から挿画、装丁をご覧いただきました。
授業の時間いっぱいまで、じっくりと観察していただき、とても有意義な時間となりました。
今回授業を行った「グループラーニングルーム」は、授業に限らず2名以上であればミーティングなどにもお使いいただけます。当日でのご予約も可能ですので、ご利用希望のかたはカウンターまでお越しください。
みなさまのご来館お待ちしております。
2024年6月24日