女子美術大学・女子美術大学短期大学部図書館

「図書、雑誌論文等の情報（文献）の探し方が分からない」、「探している図書、雑誌が女子美の図書館に所蔵されていない」等、情報の探し方をフローチャート『情報検索の流れ』にそって説明していきます。

	大まかな情報を得る
	最初に、百科事典、辞典（ことばてん）、事典（ことてん）で自分が調べたいことについての大まかな情報をしっかり確認してください。

	もっと詳細な情報を得る
	次に、専門辞書、人名事典、地名辞典、分野別事典、歴史事典等に目を通してください。そして、より詳細な情報を得ると同時に、自分が「何について調べたいのか？」を、しぼりこんでください。

	関連の資料を探す
１、２の過程である程度、図書や雑誌の参考文献がみつかりますが、『出版年鑑』『日本書籍総目録』『新聞雑誌総目録』『Ulrich’s International Periodicals Directory』等の出版目録にもあたってみましょう。『件名図書目録』等にもあたって文献を集めてみてください。年刊や新聞縮刷版も忘れずに。 ※各参考図書の詳細については、「参考図書解題」をご覧ください。

関連の資料を探す

１、２の過程である程度、図書や雑誌の参考文献がみつかりますが、『出版年鑑』『日本書籍総目録』『新聞雑誌総目録』『Ulrich’s International Periodicals Directory』等の出版目録にもあたってみましょう。『件名図書目録』等にもあたって文献を集めてみてください。年刊や新聞縮刷版も忘れずに。
※各参考図書の詳細については、「参考図書解題」をご覧ください。

	雑誌文献を探す
	雑誌文献も集めましょう。『雑誌記事索引』や『Art abstracts』『Bibliography of the history of art』等、役に立つBibliography がたくさんあります。自分の調べたいテーマに関係のある文献は、すべてチェックしてください。

	女子美OPAC検索
今度は、これまでの過程で見つかった文献を手元に集めましょう。最初に、図書館の『OPAC 検索』（注-1）をしてください。図書館で所蔵している文献については問題ないのですが、図書館にない文献もあるはずです。相手校地で所蔵している場合『取り寄せ』（注-2）もできます。それでも無い場合（実際簡単に見つからないことのほうが多いですが…。あきらめないでください！文献を手に入れる方法はあります。6 へ進んでください。（注-1）OPAC 検索 OPAC（Online Public Access Catalog ） OPAC 検索は大学・短大の図書館・研究室の全てを検索対象としています。また下記については十分注意してください。・図書館の図書か研究室の図書か？　研究室の図書の場合いくら図書館の書架を探してもありません！・禁帯出の本ではないか？　禁帯出図書も開架書架にはありません！・請求記号の最後尾に、ＥとつくものはＥ版（大きいサイズの本）の本です。またＰとつくものは、資料ID に番号が入っているものは製本雑誌で製本雑誌架に、入っていないものは未製本雑誌で雑誌架にあります。・検索結果の一覧画面で同じ図書が複数冊表示された場合は、目録情報画面で所在（所蔵先）を確認してください。（注-２）取り寄せあなたの利用したい図書が別校地の図書館で所蔵していた場合に、自分の校地の図書館に本を取り寄せることができます。取り寄せた図書の貸出もできます。マイライブラリから申し込みができます。

女子美OPAC検索

今度は、これまでの過程で見つかった文献を手元に集めましょう。最初に、図書館の『OPAC 検索』（注-1）をしてください。図書館で所蔵している文献については問題ないのですが、図書館にない文献もあるはずです。相手校地で所蔵している場合『取り寄せ』（注-2）もできます。それでも無い場合（実際簡単に見つからないことのほうが多いですが…。あきらめないでください！文献を手に入れる方法はあります。6 へ進んでください。

（注-1）OPAC 検索
OPAC（Online Public Access Catalog ）
OPAC 検索は大学・短大の図書館・研究室の全てを検索対象としています。また下記については十分注意してください。

・図書館の図書か研究室の図書か？　研究室の図書の場合いくら図書館の書架を探してもありません！
・禁帯出の本ではないか？　禁帯出図書も開架書架にはありません！
・請求記号の最後尾に、ＥとつくものはＥ版（大きいサイズの本）の本です。またＰとつくものは、資料ID に番号が入っているものは製本雑誌で製本雑誌架に、入っていないものは未製本雑誌で雑誌架にあります。
・検索結果の一覧画面で同じ図書が複数冊表示された場合は、目録情報画面で所在（所蔵先）を確認してください。

（注-２）取り寄せ
あなたの利用したい図書が別校地の図書館で所蔵していた場合に、自分の校地の図書館に本を取り寄せることができます。
取り寄せた図書の貸出もできます。マイライブラリから申し込みができます。

	所蔵先を探す
残念ながら女子美で所蔵していなかった図書・雑誌については、他に所蔵する図書館を調べてください。インターネットを経由して、国立情報学研究所に蓄積されている国内大学等所蔵の図書･雑誌が検索できる『CiNii Books』（注－１）があります。他大学・機関の図書館（資料室）が公開しているOPAC で直接検索する方法もあります。または、カウンターで『所蔵調査』（注－２）の依頼をしてください。特に、図書の場合、各図書館の所蔵目録にあたることは非常に煩雑なので所蔵調査を利用してください。『 Webcat Plus』や『CiNii』（注－３）という便利なオンライン検索もできます。本学のOPAC 検索で対象データベースをNACSIS 目録にして検索すると『CiNii』の画面が表示され、所蔵大学が分かります。これ以外では図書であれば各大学の所蔵目録や『国立国会図書館所蔵目録』で、雑誌の場合は『学術雑誌総合目録』で所蔵大学が調べられます。これで文献の所蔵先がわかりました。それでは、７．相互利用へ。（注-１）CiNii Books 全国の大学図書館等が所蔵する図書や雑誌などの情報が検索できます。国立情報学研究所が運用する目録所在情報サービス（NACSIS-CAT）に蓄積されてきた全国の大学図書館などが所蔵する図書の情報や、著者の情報の検索をすることができます。（注-２）所蔵調査図書や雑誌の所蔵がわからない、探せない、といった時には図書館カウンターで参考質問票に記入してください。図書館員がみなさんに代わって図書や雑誌を探します。（注-３）オンライン検索オンラインのデータベース検索です。以下、アクセス可能な主なデータベースです。 CiNii Articles（論文を探す） WebcatPlus（本・雑誌を探す） Nii-DBR（分野別専門情報を探す） KAKEN（研究課題・成果を探す） ISSNポータル（国際標準シリアル番号検索）等々、所蔵調査に非常に便利です。学内であればインターネット経由で利用できます。

所蔵先を探す

残念ながら女子美で所蔵していなかった図書・雑誌については、他に所蔵する図書館を調べてください。
インターネットを経由して、国立情報学研究所に蓄積されている国内大学等所蔵の図書･雑誌が検索できる『CiNii Books』（注－１）があります。他大学・機関の図書館（資料室）が公開しているOPAC で直接検索する方法もあります。または、カウンターで『所蔵調査』（注－２）の依頼をしてください。特に、図書の場合、各図書館の所蔵目録にあたることは非常に煩雑なので所蔵調査を利用してください。『 Webcat Plus』や『CiNii』（注－３）という便利なオンライン検索もできます。本学のOPAC 検索で対象データベースをNACSIS 目録にして検索すると『CiNii』の画面が表示され、所蔵大学が分かります。これ以外では図書であれば各大学の所蔵目録や『国立国会図書館所蔵目録』で、雑誌の場合は『学術雑誌総合目録』で所蔵大学が調べられます。これで文献の所蔵先がわかりました。それでは、７．相互利用へ。

（注-１）CiNii Books
全国の大学図書館等が所蔵する図書や雑誌などの情報が検索できます。国立情報学研究所が運用する目録所在情報サービス（NACSIS-CAT）に蓄積されてきた全国の大学図書館などが所蔵する図書の情報や、著者の情報の検索をすることができます。

（注-２）所蔵調査
図書や雑誌の所蔵がわからない、探せない、といった時には図書館カウンターで参考質問票に記入してください。
図書館員がみなさんに代わって図書や雑誌を探します。

（注-３）オンライン検索
オンラインのデータベース検索です。以下、アクセス可能な主なデータベースです。

等々、所蔵調査に非常に便利です。学内であればインターネット経由で利用できます。

	相互利用サービス
他機関、他大学の所蔵する文献を利用したい場合は、所蔵先へ直接行って閲覧する『他機関・他大学の閲覧』（注－１）や、必要な文献をコピーして送ってもらう『文献複写』（注－２）、図書館同士で資料の貸出をする『相互貸借』（注－３）の方法があります。他機関、他大学の利用はカウンターで受け付けています。文献複写と相互貸借はマイライブラリから申込ができます。また購入希望という方法もあります。（すべてが購入できるわけではありません。また選定や利用可能になるまでに時間がかかります。あらかじめご了承下さい。）（注-1）他機関・他大学の閲覧相手先の図書館へ紹介状を発行しますので、カウンターで申し込んでください。相手先の図書館へは、必ず紹介状と学生証を持参して訪問してください。（ｐ11「図書館資料利用願」参照。）※公共図書館利用の場合、紹介状は不要です。あらかじめ利用を希望する館の情報をホームページ等で確認することをお薦めします。（注-2）文献複写依頼相手先の図書館に行けない場合などは、著作権の範囲内で文献複写を依頼できます。コピーされた文献が手元に届くまで約２週間ほどかかります。また、複写料金、郵送料、振込手数料は自己負担となります。（注-3）相互貸借依頼先は、図書館間相互貸借制度を実施している大学図書館、国立国会図書館が主となっており、貸出期間はだいたい１カ月となっています。なお、学外機関からの借用図書は、館内での利用に限定しています。また郵送料、振込料は自己負担となります。

相互利用サービス

他機関、他大学の所蔵する文献を利用したい場合は、所蔵先へ直接行って閲覧する『他機関・他大学の閲覧』（注－１）や、必要な文献をコピーして送ってもらう『文献複写』（注－２）、図書館同士で資料の貸出をする『相互貸借』（注－３）の方法があります。他機関、他大学の利用はカウンターで受け付けています。文献複写と相互貸借はマイライブラリから申込ができます。また購入希望という方法もあります。（すべてが購入できるわけではありません。また選定や利用可能になるまでに時間がかかります。あらかじめご了承下さい。）

（注-1）他機関・他大学の閲覧
相手先の図書館へ紹介状を発行しますので、カウンターで申し込んでください。相手先の図書館へは、必ず紹介状と学生証を持参して訪問してください。（ｐ11「図書館資料利用願」参照。）※公共図書館利用の場合、紹介状は不要です。あらかじめ利用を希望する館の情報をホームページ等で確認することをお薦めします。

（注-2）文献複写依頼
相手先の図書館に行けない場合などは、著作権の範囲内で文献複写を依頼できます。コピーされた文献が手元に届くまで約２週間ほどかかります。また、複写料金、郵送料、振込手数料は自己負担となります。

（注-3）相互貸借
依頼先は、図書館間相互貸借制度を実施している大学図書館、国立国会図書館が主となっており、貸出期間はだいたい１カ月となっています。なお、学外機関からの借用図書は、館内での利用に限定しています。また郵送料、振込料は自己負担となります。

以上、情報の探し方ということで、まとめてみました。何か分からないときや、困ったときは、参考図書を紹介したり、資料収集のお手伝いをします。図書館員に気軽に声をかけてください。
最後にもうひとつ。情報や文献を明日までに集めようとしても、それは不可能です。余裕をもって早めに探索しましょう。

インターネット上で情報を探す

図書館・美術館関連のサイトや検索サイトなどを関連リンクのページでご紹介しています。
ぜひご活用ください。

関連リンク

ＣＤ－ＲＯＭで文献を探す※CD-ROM の利用については図書館員にお問い合せ下さい。

	CD-140 万冊出版情報 : 戦後から現在まで
	編集/ 発行：日外アソシエーツ
1945（昭和2年）－1993（平成5年）までに日本国内で刊行された商業出版物、官庁出版物、私家版など140万冊を収録。書名キーワード・書名・著者名・出版社名などから検索できる。

	ＣＤ－ＢＯＯＫハイブリッド版
	編集/ 発行：日外アソシエーツ
国内で発行された非流通本を含む図書を収録。書名、著編者名、フリーキーワードなどから検索できる。目次情報からも検索できるのが特徴。検索結果は、書誌情報のほかに、あらすじ、目次情報も表示される。

	西洋美術全集絵画索引
	編集/ 発行：日本図書館協会
東京都立中央図書館が所蔵する、1950年代から1997年にかけて日本で出版された西洋美術全集51 種に収録された、3,109 人の画家の絵画作品（一部素描・版画等も含む）46,729件が検索可能。冊子体でも所蔵している。723.3/Se19 参考図書

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