No.039
  • 著 者:三輪茂雄
  • 出版社:法政大学出版局
  • 出版年:2005

著者は故人ですが、日本の粉体工学の基礎をつくられた同志社大学の先生で、島根の仁摩サンドミュージアムに1年で落ちる砂時計を製作されたり、「なき砂」の研究など科学的な視点で人間の粉に関する営みを見つめた同じシリーズでの「篩」「臼」、また、子供向けの絵本「粉がつくった世界」ほか著書もある先生です。「粉体」について書かれた入門的な本は、別の著者で「不思議な粉の世界」「トコトンやさしい粉の本」・・・など数式をほとんど使わず平易に書かれた本があります。映像と絵画の関係、「物とは」「その物性」など見つめる必要が美術にはあると私は考えています。

日本画専攻 教授
橋本 弘安
猫舌 : 「もしもし、ベロしまい忘れてますよ」
No.038
  • 著 者:板東 寛司写真/荒川 千尋文
  • 出版社:人類文化社 
  • 出版年:2001

猫が舌をしまい忘れることがあることをご存知でしょうか?毛づくろいをした後とかにしまい忘れてしまうみたいです。そんな少しまぬけでかわいらしい猫の写真やお母さんのおっぱいを呑んだ子猫が舌を少し出して眠たそうにしている写真等が載っています。その他にも猫舌についてのことや猫舌のお菓子について少し載っています。読むととても癒されて猫の舌を観察したくなる一冊です。

杉並図書館スタッフ
M.T

アート・ディレクション・ツデイ
No.037
  • 著 者:東京アートディレクターズクラブ編
  • 出版社: 講談社
  • 出版年:1984

東京アートディレクターズクラブ30周年を記念して発刊された大型ビジュアル本。当時市民権を得てきた「アートディレクター」という職能を7つの章(言葉)に分類し、俯瞰的に考察しています。30年という時代と共に、広告のアートワークも大きく変化し、美しく上手に商品を伝えるだけでなく、もっとエモーショナルに、もっと過激にインパクトをもって表現され始めたのが80年代のこの頃かと。歴史的な広告やポスターなども数多く事例として紹介されていて見応えあり。巻頭、各章の小文や巻末のデザイン小史も貴重な内容です。

メディア表現領域 非常勤講師
勝村 久司
しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさん
No.036
  • 著 者:高野文子作・絵
  • 出版社:福音館書店
  • 出版年:2014

漫画家の高野文子さんが手がけた幼児向けの絵本です。
「まかせろまかせろ おれにまかせろ」なんとも頼もしいおふとんさんたちに身をゆだね、朝まで安眠したいものです。
寝る前に子供にこの絵本を読みきかせたら、たいそうぐっすり眠れるのではないでしょうか。
絵とコトバ、色も音も構成も、とってもユニークで素敵な絵本です。

杉並図書館スタッフ
Y.N

子ども学序説 : 変わる子ども、変わらぬ子ども
No.035
  • 著 者:浜田寿美男
  • 出版社:岩波書店
  • 出版年:2009

「子ども学」とは、聞き慣れない言葉だと思います。本書は、子どもを客観的、科学的に外から見るのではなく、一人一人の子どもの生きる条件や世界に思いを馳せ、視点を重ねることで、「子どもである」という条件を生きることの意味を考えようとする内容です。
学校という文化の中で、これまで常識、当たり前と考えられていたことに対して、「本当にそうなのだろうか」と、新たな考えや異なる視点をもたらす一冊です。

美術教育専攻 准教授
鈴木 淳子
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