都市のイメージ
No.032
私は大学で建築を学びましたが、卒制の頃に自分は建築ではなく、空間のデザインをしたいのだと気づき、大学院では空間の研究をしました。空間は実体ではなく、物と物、物と人との関係性で認識されます。私はこの本のイメージという言葉に影響されて研究を始めました。本書刊行の後にロサンジェルスで行われた調査は、同じ都市に暮らす人々も人種や社会階層の違いで都市のイメージが全く異なることが示された衝撃的な内容でした。日本建築学会編の「人間環境学 よりよい環境デザインへ」という本の中でレビューしましたので、時間があれば合わせて読んでみてください!こちらも図書館にあります。
環境デザイン専攻 教授 | |
横山 勝樹 |