何者
No.002

就活をめぐる友人同士の人間関係を中心に、人間の心の闇をSNSを通して描写する物語。
後半に読者を裏切る展開があり、「自分は主人公と同じなのでは。」と、読んでいて辛くなるかもしれないが、自分が「何者」なのか考えたい人、今時の若者の考え方を知りたいという人にオススメ。

相模原図書館スタッフ
I.A

著者

朝井リョウ


出版社

新潮社


出版年

2012

悲しき熱帯
No.001

私は物事をシンプルに理解しようとする性向があります。モダンデザインの影響でしょう。割算で言えば、商が大事で余りはその次です。でも世の中は割り切れないことばかりです。レヴィ=ストロースの主要研究は、時に強引な記号化が批判されますが、この本は「余り」を大事にしています。私にとっては、現代人の思う「自然の風景」は「本当の自然」なのか、という気づきがあったことが今でも大事な財産です。割り切れていない分、人によってさまざまな気づきが得られると思います。彼の芸術観も語られていて興味深い本でもあります。私が読んだのは別の訳書ですが、こちらの方が読みやすい気がしました。

環境デザイン専攻 教授
横山 勝樹

著者

レヴィ=ストロース著 ; 川田順造訳


出版社

中央公論新社


出版年

2001

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