アニメーション日中交流記 ― 持永只仁自伝
No.027
  • 著 者:持永只仁
  • 出版社:東方書店 
  • 出版年:2006

チェコを経由せず独自の発展を成し遂げた、知られざる日本の人形アニメーションの父、持永只仁。今日も一般的に使われている人形アニメーションの技法、虫ピンで人形を固定する方法を編み出したのも持永さんです。
戦中戦後、絵を描く道具も入手困難な時代に、絵の具の調合・素材研究・撮影など、努力と工夫の積み重ねで0から築き上げたアニメーションのこと、そしてその技術を広めようと中国にて尽力したことをまとめた情熱と愛情に溢れた一冊です。アニメーションの資料としてはもちろん、読み物としても楽しめます。

杉並図書館スタッフ
Y.N

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