「印刷活字論」 18世紀フランスの手動印刷の時代に出版された活字鋳造に関する研究書である。前半の部分では見開きの両ページにさまざまな活字で印刷され、レイアウトされた本文見本帳が装飾枠の中に印刷され、それ以降はアルファベットの活字見本、さまざまな章飾模様の見本、通常書体とギリシア文字やヘブライ文字などの特殊書体などの活字見本が続いている。さらに楽譜もあり、8枚の折り込み図版となっている。