「デザインの諸原理」 近代産業デザインの源泉として、装飾美術の研究を志す画学生の教育のために著された近代デザイン教育の重要文献である。エジプトから始まりギリシャ、初期キリスト教、ルネッサンス、東洋までの文様の歴史を述べ、デザインの有用性、色彩理論などの芸術理論が解説され、家具、天井と壁の装飾、壁紙、絨毯の模様、テーブルクロス、刺繍、陶磁器、ガラス、金工、装身具、ステンドグラスなど、具体性を持った応用例が展開されている。