蔵書構成・選書基準

蔵書構成について

1.図書館の蔵書構成、蔵書計画の使命と目標

図書館は、本学建学の精神を実践するために必要な学術資料を収集・整備・蓄積し、利用者への情報提供サービスを行うことを使命とする。図書館は本学が目的とする教育と研究に沿い、芸術、美術を中心とした学術資料と学生の人格形成や教養の向上に資する資料を長期的視野で収集することを目標とする。また、知の拠点として、アカデミック情報の発信に努めるとともに、他大学図書館・公共図書館等の学外機関や本学美術館・歴史資料室と連携して学術ネットワークを形成する。

 

2.蔵書構成の基本

(1)蔵書構成、本学専門分野の美術・芸術部門が全蔵書に占める割合として50%以上を目指す。

  

(2)基本図書を蔵書構成の主軸とする。

基本図書とは学術研究、教育、学習、人格の向上に関して基幹となる図書資料を示す。

①各専門分野の研究に必要な資料
学位論文や自立した独創的研究を支援するのに必要な原資料と研究報告、専門単行書、古典を含む。

②教育課程に沿った資料
カリキュラム上必要とされるシラバス、或いは参考文献に挙げられた図書資料。

③教養の向上に資する資料
哲学、文学など本学の専門分野以外の領域に属すもののなかで、人格を育み、人生に豊かさを与え、生きる糧となる資料。

④資格課程に関する資料
教職課程、学芸員課程等に供する資料

⑤学際的分野に関する資料
従来の分類には収まりにくい学際的研究の増大に配慮する。

⑥本学美術館収蔵作品に関する資料
女子美染織コレクション他

⑦参考図書の収集
インターネット検索では得られない情報を提供する辞書、事典類の充実に配慮する。

(3)副本は原則として収書しない。但し、学生の教育・学習内容、或いは研究での利用状況により、複数を用意することもある。

  

3.逐次刊行物

逐次刊行物の名称で学術研究報告の年報、年鑑類、月刊誌が存在する。本学では以下の3点を中心に収集する。

(1)各専門分野での基幹的学術雑誌
(2)各専門分野での基軸となる学会、協会の機関誌。
(3)教養の向上、或いは美術に資する商業誌。

4.非印刷資料

主に次の3点に留意した印刷物以外の資料も取り扱う。

(1) 電子媒体(電子ジャーナル、データベース等)
(2) DVD-ROMなど視聴覚資料
(3) マイクロフィルム資料

5.貴重書の収集

文化遺産としての貴重書の保有は美術大学の蔵書構成にとって欠かせない。原本の入手が困難であり価格面で高価であるものは、稀覯書のファクシミリ版複製本も含め、補助金申請とリンクして収集する。

6.本学関係の著作収集体制の整備

本学卒業生・教員・関係者の著作物等の資料収集を行い、充実を図る。

以上

選書基準

図書館は本学図書館が定める「蔵書構成」に基づき、次の選書基準に照らし蔵書の充実に努める。

1.選書の基本
(1)副本は基本的には購入しない。ただし、利用頻度の高い本はその限りでない。
(2)高額本:大手出版社のファクシミリ複製本関係は、計画的に購入していく。

2.購入希望図書:学生や教員の購入希望により、蔵書構成に鑑みて購入する。

3.収書区分:資料は、購入・寄贈・寄託・交換に区分し登録する。

4.価格基準の申し合せ:「物品調達に関する決裁権限」に基づき、価格に応じて館長、選書事務担当の各職位レベルによる選書決済を行う。

5.文学関係:卒業生の著作など特別の場合を除き全集類に特化する。

6.逐次刊行物類の製本:主たる所蔵校地にて製本する(基幹は相模原)。

7.雑誌:美術関係雑誌の充実に努めていく。

8.展覧会カタログ:副本条項に関わらず両校地で購入する。

9.分担収集:絵本関係とファッション関係は杉並で集中して購入する。

10.視聴覚資料:図書館向け著作権許諾資料の美術関係を中心に購入する。

以上

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