【図書館員の注目本】
『もみじのてがみ』
ねずみに届いた、まっ赤な「もみじのてがみ」。ねずみは、りすやひよどりと紅葉を探しにでかけます。山の中で赤い色を見つけますが、きのこや木の実で、なかなか紅葉が見つかりません…。紅葉を美しく描いた絵本。
『ぼくはなにいろのネコ?』
黄色、赤、青、黒、白の原色が登場し、自分がどんなにきれいで重要か、自慢を始めますが、子ネコのマックスを交えて、この世界の本当の美しさは、すべての色が混じり合ってできていることに気づいていきます。
『はりねずみくんのあかいマフラー』
寒がりのハリネズミくんは、ばあばから手編みのマフラーをプレゼントされます。家に帰る途中でマフラーがないことに気づいたはりねずみくんは急いで広場に戻りましたが、マフラーがありません。さてどうなる?優しくてあたたかくなれる物語。
『おじいちゃんがペンギンやったとき』
ぼくのおじいちゃんな、なんかようすがへんやねん。どうしてやろ?大好きなおじいちゃんが、ある日突然不思議なことに気がついた。あれ? こんなことしたっけ? いつもと違うな。どうしたんだろう…?意外なストーリー性のある展開に注目。
『星のひとみ』
「フィンランドのアンデルセン」とよばれるトペリウスの名作童話。絵本作家・せなけいこの幻の原画と、作家・石井睦美の文章でよみがえります。フィンランドの大自然を舞台にした、神秘的で美しい物語です。