6月の杉並図書館・特集コーナーのテーマは、
「長野県の芸術家」です。
今回は杉並図書館スタッフの出身地でもある「長野県」出身の芸術家の本を
ピックアップしてみました。
「そういえば私の地元の芸術家って誰がいるんだろう…?」
と皆さまの故郷への興味や関心を向けていただくキッカケとなれば幸いです。
作家にとっての原風景が作品にどう反映されているかなど、想像しながらご覧になってみて下さい。
展示は、作品集などが13冊、関連本が5冊の全18冊です。
女子美OGの方もいらっしゃいます!
今回はその中から何冊か本をご紹介します。
1.『ステキな奥さんぶはっ』
伊藤理佐さん[諏訪郡原村出身]による意外にも初めてだという文章メインのエッセイ本です。ユルくてくすっとしてしまう日常を書かれています。
2.『菱田春草展』
菱田春草[下伊那郡飯田町(現・飯田市)出身]の展覧会図録です。『黒き猫』などの絵で知られる日本画家。
日本画界において革新的な描画法で生み出された作品が収録されています。
3.『荻原守衛』
荻原守衛(碌山)[南安曇郡東穂高村(現・安曇野市)出身]は明治期の彫刻家です。前半に作品の写真を、後半に作品年譜と解説が収録されています。作品のエネルギーが凝縮された見ごたえと読みごたえのある書籍です。
他全18冊、すべて貸出可能です。
是非、カウンター脇の特集コーナーをご覧下さい!
2019年6月11日