展示期間:2024年12月2日(月)~2025年3月15日(土)
展示場所:杉並キャンパス2号館地下1階 図書館内 自動貸出機横
現在、杉並図書館内では学生展示「Prisoners」を開催中です。
今回の展示は「旅することは生きること」「保育と美術」など、今までにも幅広いジャンルから企画展示して下さった図書館サポーターさんが、今回は刑務所や受刑者、犯罪(者)についての本を展示します。
「Prisoners」展示ご挨拶
刑務所という場所は、積極的に関わりたい人は居ないでしょうし、「普通に」生きていたらまず関わることのない場所だと思います。
しかし、私たちの生きる社会と完全に切り離せる場所でもありません。
ニュースや新聞で見る犯罪者が、逮捕された後一体どこに行くのか、どのような扱いを受けるのか、考えたことのある人はどれだけいるでしょうか。
アートやデザインとは一切関係がないと思われるかもしれませんが、案外そうでもないのです。
受刑者の更生プログラムのなかにはアートが活用される事例も存在します。
もしかしたらみなさんの表現活動と関わる部分があるかもしれません。
多くの犯罪者はいつかは出所し、私たちと同じ社会で共に生きていきます。
今回の展示を機に、刑務所という場について少しでも考えてもらえれば嬉しいです。
すべて貸出可能ですので、ご来館の際は是非「Prisoners」展示をご覧ください。