展示期間:2019年6月3日~8月2日
展示場所:杉並キャンパス2号館1Fロビー
今回は、アメリカ新聞コミック作品集の展示です。
新聞コミックというとスヌーピーが登場する「ピーナッツ」や、「スパイダーマン」が有名ですが、20世紀前半のアメリカでは面白い作品がたくさん生み出されていたんですよ。
「初期アメリカ新聞コミック傑作選1903-194」から大型本4冊をご紹介します!
上段は「グスタフ・ヴァービークのさかさま世界」。
6コマ漫画かと思いきや、上下逆さまにすると12コマのストーリーになり続きが読めてしまうのです。
下段は「眠りの国のリトル・ニモ」。
少年ニモが夢の中で繰り広げる冒険が、綿密なデッサンと遠近法で表現されています。毎回ピンチのたびに「夢オチ」で終わるのもご愛敬。
こちらの上段は「クレイジー・キャット」。
ネコとネズミとイヌの三角関係のお話です。ネコのクレイジーはネズミのイグナツが大好きだけど想いは一方通行。
イヌのパップ巡査も密かにクレイジーが気になっていて…。
下段は『ガソリン・アレーのウォルトとスキージクス』。
キャラクターが読者と同じスピードで成長し続けるという、作中と現実の時間の流れが一致している点が斬新です。
ディズニー作品などのアニメーションや、文学にも影響を与えたアメリカ新聞コミック。
ぜひ2号館1階ロビーの企画展示コーナーに足をお運びください♪