図書館からのお知らせ

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特集コーナー「画家たちの日記と、こころの手紙」

5月の杉並図書館・特集コーナーのテーマは、
「画家たちの日記と、こころの手紙」です。

画家たちの日記には、制作の難しさと喜び、
日々の発見、自分を鼓舞する言葉がよく登場します。
手紙には、近状報告から始まり制作の進み具合、
悩み、日常の愚痴が書き連ねられていることも。

悩みつつ制作をする画家たちの姿を想像してお読みください。
きっと励みとなる言葉に出会えますよ。

展示は日記が10冊、手紙が6冊の全16冊です。
美術史に名を刻んだ巨匠から、
現代に生きる画家たちまで幅広く揃えてあります。


その中からいくつかご紹介します。


『マティスとルオー 友情の手紙』
パリの国立美術学校で出会った2人。
50年間も手紙のやりとりを続け、お互いを認め合っていました。
実際の手紙の写真や、それぞれの作品も掲載されています。

『菊地伶司 版と言葉』
22歳で亡くなった銅版画家の日記や評論です。
銅版画の制作期間はわずか約1年3ヶ月。
存命なら70歳だった彼の日常とは?

『NARA NOTE』
2001年に刊行された奈良美智の日記です。
ドローイングと詩のような散文も掲載されています。
まるで10代のような、キラキラした魅力があります。


他、全16冊、貸出可能です。
受付カウンター右横の特集コーナーをご覧ください。

2019年5月14日
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