展示

EXHIBITION 展示相模原


源氏物語の世界

展示期間:4/5(金)~7/29(月)
展示場所:相模原図書館1階



平安時代に紫式部によって著された「源氏物語」は、その後各時代を通じて、絵巻や色紙、扇、屏風など、さまざまな形で絵画化されてきました。それらは「源氏絵」と呼ばれ、今日でも親しまれています。





今回相模原図書館では、そんな源氏絵の中から貴重書「源氏物語絵巻」を展示します。




源氏物語絵巻の場面に関連して、当時の装束や色彩から王朝文化をご紹介します。

 

今なお色あせない鮮やかな源氏物語の世界をお楽しみください。

2024年4月8日

EXHIBITION 展示相模原


女子美から。先輩たちのおしごと図鑑

展示期間:4/5(金)~/6/21(金)
展示場所:相模原図書館1F


ご入学、ご進級おめでとうございます。

新しいスタートの時期はやってみたい、挑戦したい事がたくさんあるかと思います。
今回相模原図書館では、女子美卒業生たちのそんな「やってみたい」を形にした関連図書を展示します。


個性豊かな女子美から発信される作品の数々は将来の「やってみたい」を見つけるきっかけになるかもしれません。

皆さんの先輩たちが卒業後にどのような活躍しているか、ぜひ覗いてみてください。

2024年4月5日

EXHIBITION 展示杉 並


Welcome! JOSHIBI LIBRARY ~女子美の先生・OGの本集めてみました~

展示期間:4/5(金)~6/21(金)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー

 

 

女子美生の皆様、ご進級・ご入学おめでとうございます。

女子美術大学杉並キャンパス図書館へようこそ!

 

 

 

 

 

 

新年度第一弾の女子美杉並図書館ガラスケース展示は、


女子美生を教え導いてくださった先生方や
女子美から巣立ち、女子美で学んだことや自身の個性を生かして
社会の第一線で活躍している先輩たち。


そんな女子美にゆかりのある人々の図書をご紹介します。

 

 

 

 


さらに、今回の展示では特別に
著名な先生方のサイン色紙も展示しています!

 

 

 

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図書館内には今回展示している本以外にも、
女子美OG・先生の本を集めた

「女子美関係図書コーナー」を常設しています。
ラインナップは随時追加していますので

ぜひチェックしてみてくださいね。


展示中の図書はすべて貸出可能です。
(雑誌は館内閲覧のみとなります)
貸出・閲覧希望の方は、
お気軽にカウンタースタッフにお声がけください。

 

 

2024年4月5日

EXHIBITION 展示相模原


【終了】ゲームの世界へようこそ!

展示期間:1/9(火)~3/15(金)
展示場所:相模原図書館1階

 

みなさんは好きなゲームはありますか?
時間を忘れて夢中で遊んだことがある人も多いと思います。


今回はそんなゲームに関する展示です。



レトロなドット絵から、美麗な背景美術、キャラクターデザインまで
様々な角度からゲームを支えるアートを紹介しています。



ゲームの世界が創られていく過程をぜひ覗いてみてください。

2024年1月11日

EXHIBITION 展示杉 並


【終了】2023年展覧会をふりかえる!

展示期間:1/9(火)~3/15(金)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー

 

2024年、新しい年の始まりです。


杉並図書館では、新年恒例となっている
前年開催の展覧会を振り返る企画展示を行います。

 

 

 

 

そして今回のポスターも、
図書館サポーターさんがデザインしてくださいました。
清々しい色味が新年にぴったりですね!

 

 

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2023年は、コロナも落ち着き、
3年ぶりに行動制限が解除されました。
美術館に足を運んだ学生さんも
多かったのではないでしょうか。

 

女子美図書館では一昨年よりも
多くの展覧会カタログを購入しております。
その中の1月から12月まで1冊ずつピックアップし、
時系列で展示してみました。

 

 

 


この展示で昨年行った展覧会を振り返ったり、
見逃してしまった展覧会カタログを
ぜひチェックしてみてください!


また、図書館内には、今回の企画展示以外にも、
全国の展覧会カタログをたくさん取り揃えております。
開催中の展覧会カタログはカウンター正面に展示されており、
開催終了後に貸出可能となります。

 

ぜひ、杉並図書館カウンター正面の
展覧会カタログコーナーも合わせてご覧ください。

 

 

2024年1月10日

EXHIBITION 展示相模原


【終了】NO MOVIE, NO LIFE.

展示期間:11/27(月)~3/15(金)
展示場所:相模原図書館1階


映画とアートは、様々なところで関わりを持っています。
映画そのものがアートであるだけでなく、
アニメーションやポスター、特殊メイクや造形、小道具など映画を彩るアートは多岐にわたります。



今回はそんな映画に関わる人たちのこだわりや職人技を垣間見ることができるような映画に関わるアートの本を展示します。



一度観たことのある作品も違った角度から覗いてみると、新しい発見があるかもしれません。
ぜひ映画の深淵に触れてみてください。



映画で人生に彩りを!

2023年11月27日

EXHIBITION 展示杉 並


【終了】The Old Books 素晴らしき古書の世界

展示期間:9/25(月)~12/22(金)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー

 


芸術の秋、文化の秋がやってきました。


今シーズンの杉並図書館では、コロナ禍を経て実に4年ぶりに貴重書の企画展示、『The Old Books 素晴らしき古書の世界』を開催する運びとなりました。

 

「貴重書」とは、今では一般的に流通していない、希少で、学術・文化的な価値が高く、読んで字の如く「貴重な」本のことです。遥か昔の時代に制作された本は、どんなに保存状態が良い本であっても、年々劣化し朽ち果てていく運命にあります。


そのため、国宝や重要文化財として指定し、博物館や美術館などで厳重に保管していますが、近年そういった場所でしか見られない貴重な資料を後年まで残していくために、「ファクシミリ版」と呼ばれる、原本にできる限り忠実に複製した複製版が作成されるようになりました。

 

杉並図書館でも、このように古く学術的に重要な資料を美術の研究に役立てていただけるよう、収集・所蔵していますが、複製版とはいえ非常に貴重な資料になりますので、普段は貴重書庫で厳重に保管されおり、ほとんど目にすることのできない本になります。

 

今回の展示では、杉並図書館秘蔵の貴重書と禁帯出図書の中から、

 

ルネサンスの時代に活躍した巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチが遺した手稿や、13-14世紀頃に制作された装飾写本の中から、豪華な金箔押しが施され、鮮やかに採色された挿絵(ミニアチュール)が本文の中に組み込まれている『トリノ=ミラノ時祷書』『ランベス黙示録』のファクシミリ版、

 

アルフォンス・ミュシャを筆頭に、ベル・エポックのそうそうたる芸術家たちが表紙や挿絵を手掛けた芸術雑誌や、彩色された美しいファッション画にときめく18世紀のモード雑誌の原本、

 

本という媒体でありながら、装幀や製本に趣向をこらし、芸術品として追及された美しい本を世に送り出した武井武雄の刊本作品や、ウィリアム・モリスが装飾写本の製法や美しさに立ち返り、つくりあげた『Love is enough』、

 

日本が誇る芸術である浮世絵の中から、来年2024年から発行される紙幣の絵柄に採用された葛飾北斎の『富嶽三十六景』を、当時の道具・画材・製法で忠実に再現した複製版画や、同時期に活躍した歌川広重の『東海道五十三次』

 

日本に現存する最古の絵巻物『源氏物語絵巻』と、現代においても人気の高い平安時代の絵巻物『鳥獣戯画』、室町時代に制作され、水木しげるや宮崎駿の作品にも影響を与えたといわれる『百鬼夜行絵巻』の複製版、

 

70年ほど前の戦後間もない時代に刊行された、女子美OGであり学長も務めた堀文子先生と、同じく女子美OGである桜井悦さんが挿画を描いた美しい児童書、

 

他、和書・洋書織り交ぜ、豪華で盛りだくさんの内容で公開いたします。


遥かな時代を超えて脈々と受け継がれ、文化や芸術との関わりの中で進化・変遷してきたこれらの古く美しい本たちからは、本の制作に携わった職人や芸術家たちの、素晴らしい技術やものづくりへの情熱を感じとっていただけるのではないでしょうか。


この貴重な機会にぜひ、間近でじっくりとご覧ください。

 

 

2023年9月26日

EXHIBITION 展示相模原


【終了】アンデスの染織

JAM展示関連図書展示
展示期間: 9/25(月)~12/22(金)
展示場所:相模原図書館1階

 

相模原キャンパスにある女子美アートミュージアムでの「アンデスの染織品」の展示にあわせ、相模原図書館でも関連する図書館資料を展示いたします。

 

まだまだ謎が残されている染織品の数々。
ぜひ関連図書にも手を伸ばし、アンデスの深い染織文明に触れてみてください。

2023年9月25日

EXHIBITION 展示相模原


【終了】世界の絶景-この絶景をアートにしよう-

展示期間: 7/31(月)~11/24(金)
展示場所:相模原図書館1階




素敵な風景に出会った時、思わず写真を撮りたくなる、
絵に描いて残したくなる。

 

誰しもがそんな感情になったことがあるのではないでしょうか。

 

今回はそんな瞬間を閉じ込めた、

絶景の写真や、描いた作品を展示しています。

 

 

世界の名所をはじめ、日本の美しい風景、

そしてそれを描いた作品を集めました。

 

 

展示を見て行った気分になるも良し、

実際に足を運ぶも良し、

そしてあなただけのアートにするも良し!

 

 

図書館から世界の絶景を見に行きましょう。

 

2023年7月31日

EXHIBITION 展示杉 並


【終了】ビジュアライズされるマザーグース ~挿絵・造本芸術の愉しみ~

展示期間:6/26(月)~9/22(金)
展示場所:杉並キャンパス2号館1階ロビー ガラスケース展示コーナー

 



今回、杉並図書館では企画展示
『ビジュアライズされるマザーグース ~挿絵・造本芸術の愉しみ~』を開催します。




〈マザーグースとは?〉



マザーグースとは、主にイギリスやアメリカの子どもたちに親しまれている、古くから口伝えで伝承された童謡の総称です。
童謡のことをイギリスではナーサリーライムともいいます。

童謡といってもメロディがないものもあり、子守唄、詩、なぞなぞ、早口言葉など多種多様。また内容も教訓、ナンセンス、滑稽、摩訶不思議、風刺などさまざまで、子どもから大人まで楽しめます。



〈マザーグースの本と挿絵〉


18世紀に入ると、マザーグースを採録した本が刊行され、楽譜や挿絵が添えられたものもありました。

唄の内容は、画家にとってイメージを喚起しやすいものもあれば、摩訶不思議で意味がよくわからないものもあります。

マザーグースを描くには、奔放な表現力を必要としたでしょう。

だからこそ、多くの画家たちが創作意欲を刺激され、独自の解釈でマザーグースをビジュアライズ(視覚化)しました。

なかにはウォルター・クレイン 、ケイト・グリーナウェイ、ランドルフ・コルデコットのような著名な挿絵画家もいました。

画家たちの解釈の違いは、マザーグースの挿絵を愉しむ醍醐味のひとつです。

たとえば人気キャラクターのハンプティ・ダンプティ。

もともとは「塀から一度落ちたらもとには戻せない」というなぞなぞ唄の主人公で、その答えは「卵」。

ハンプティの姿は、卵の擬人化、男の子、中年男性などさまざま。


さらに「塀から落ちた理由」を描くとなると、旗を振りすぎ、ワインを飲みすぎなど十人十色です。



〈造本芸術の魅力 ~複刻されたオーピー・コレクション~〉



さて、今回ご紹介する本は、ほるぷ出版の『複刻マザーグースの世界』シリーズ全52冊。

このシリーズは、オックスフォード大学ボードリアン図書館所蔵のオーピー・コレクションから、マザーグースの絵本を複刻したものです。

複刻の元となったオーピー・コレクションとは、児童文学研究家であるオーピー夫妻が収集した児童文学コレクションのこと。

これらは比類のない貴重な資料群で、夫妻の希望によりボードリアン図書館に寄付されました。

杉並図書館の特色ある蔵書構成として充実した絵本のコレクションがあり、このシリーズもその一部です。


本展ではこのシリーズの中から、

印刷・出版文化と深い関係があるチャップ・ブック、
折本形式のパノラマ絵本、
素朴で味わい深い挿絵、
細部までこだわった美麗な挿絵や装丁の本など、

さまざまな形でビジュアライズされたマザーグースを展示します。


数百年前の挿絵・造本の美しさはさることながら、複刻技術により時を越えてよみがえった本の美しさもご堪能ください。

複刻にあたり、当時の原本にできるだけ近づけるため、紙材、印刷、色彩、装丁などを調査し、忠実に再現したとされています。

これらの意匠を凝らした本は、それ自体がアートといえるでしょう。

眺めるだけでも楽しい本展。

いつもは書庫にて大事に保管している絵本をご覧いただける貴重な機会です。

ぜひお越しください。

 

2023年6月26日
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