【図書館員の注目本】

 『にっぽんの美しい民藝』
萩原　健太郎　著　／エクスナレッジ
長い年月、日本人に寄り添い続ける「民藝」。全国の個性あふれる民藝品をご紹介します。

 『アイヌと神々の謡 : カムイユカラと子守歌』
萱野　茂　著　／山と溪谷社
アイヌで歌い紡がれて来た歌のように歌われる物語「カムイユカラ」。アイヌから見た、自然豊かな世界を深く知るための１冊。

 『’90s〜2010sサンリオのデザイン』

グラフィック社編集部　編　／グラフィック社
みんな大好き！読み応えたっぷりのサンリオ60年の歴史がここに！キャラクター図鑑も収録。

　他全75冊

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【女子美OGの本】

『のんびり曜日 (リラックマ生活:14)』

女子美OG・コンドウアキさんが手掛ける人気のリラックマシリーズ第14弾。「たからものは自分で決めるのです」「なにごとも休息は必要です」など、言葉と可愛いイラストに癒されます。

【書評に取り上げられた本】

『江之浦奇譚』

芸術家・杉本博司氏が江之浦測候所を構想、オープンし、今の姿になるまでを綴ったエッセイ。それぞれの物語冒頭には歌が添えられ、挿入の写真も美しい。読売新聞（2020/10/12）に書評掲載あり。

『驚異の標本箱 : 昆虫』

ヤママユガの無数のトゲのような鱗粉、金属のように虹色の光沢を放つミツギリゾウムシの構造色など、深度合成で撮影された昆虫たちの細部はまさに驚異！読売新聞（2020/11/29）に書評掲載あり。

『描いてわかる西洋絵画の教科書』

描くことで画家たちを理解しようと試みる、新しい切り口の西洋美術解説本。しかも単純な模写ではないところがミソ。ホッパー風に描かれた夜のコンビニに思わず納得してしまう。

『うごきません。』

じっと立ったまま動かないハシビロコウのそばを、鼻がバナナの象や、空飛ぶペンギンが通り過ぎます。でもやっぱり動かない。さてさてハシビロコウはいつ動くのか？ユニークな絵も楽しい絵本です。

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【図書館員の注目本】

 『ひとめでわかるフランスの建築と家具の歴史 : 中世から、ル・コルビュジエの世界まで』
窪田　喜美子　著　／クレオ
各時代の建築や内装、家具などを一目で分かるように分かりやすくまとめた１冊。巻末には建築様式とインテリア様式の比較表がついています。

 『来訪神事典』
平　辰彦　著　／新紀元社
来訪神は「おとずれ神」とも呼ばれており、時を定めて人々を訪れ、幸いを与えて厄災を祓う神様です。日本の「ナマハゲ」の他、世界の国々に存在する神様を調べることができます。

 『タイトル文字のデザイン : アレンジ・オリジナル・組み方で差がつく!』
パイインターナショナル　編著　／パイインターナショナル
ポスターや商品の顔である「タイトル文字」。本書は「タイトル文字」にフォーカスを当て、手法別に紹介します。ひとつ上のデザインを目指すための本。

『植物刺繡図鑑』
河出書房新社
複数の刺繍作家が、ひとつの植物をテーマに刺繍をデザイン。縫い方を変えれば作品もガラリと雰囲気が変わります。眺めて楽しい、縫ってかわいい、刺繍本のご紹介です。

 他全61冊

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【書評に取り上げられた本】

『日本でもできる!英国の間取り』

地域ごとに素材や形式が異なるイギリスの住居と間取りを、素敵なイラストと共に紹介。中にはシャーロック・ホームズの家の間取りも。読売新聞（2020/11/8）に書評掲載あり。

『美術の森の番人たち』

現世田谷美術館館長である著者が出会った、作家以外の学芸員や美術批評家など美術界に関わる人について綴ったエッセイ。弦田平八郎氏や山口昌男氏など、今は亡き35人を紹介。朝日新聞（2020/12/5）に書評掲載あり。

『学術書を読む』

専門外の本を読むことの意味、選書法、学術書の読書から現代を考える、という3つの構成で「学術書の読書」について取り上げる。読売新聞（2020/11/22）に書評掲載あり。

『表紙はうたう : 和田誠・「週刊文春」のカヴァー・イラストレーション 完全版』

イラストレーター・和田誠氏が手掛けた週刊文春の表紙の原画をカラーで掲載。和田氏自身による作品解説もあり、ボリューム満点の1冊。後半の表紙全カタログは圧巻。朝日新聞（2020/12/19）に書評掲載あり。

『はたらくくるまたちのかいたいこうじ』

絵本『おやすみ、はたらくくるまたち』シリーズ最新巻は解体工事に使われる車両たちが主人公。解体の描写は大迫力でいて、車のキャラクターはそれぞれ可愛らしい。産経新聞（2020/11/8）に書評掲載あり。

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【図書館員の注目本】
 
『虚構と現実の間に』
蜷川　実花　写真　／パイインターナショナル
日本で最も注目されている写真家のひとり、蜷川実花の写真集。幻惑的な色彩があふれるその世界に８つのテーマで触れていきます。

 『海外にとびだそう　英語でアート！』
佐藤　実、宮本　由紀　共著　／マール社
女子美教職員：宮本由紀先生が共著で手掛ける、アートに関わる人のための英語読本。グローバル化が進む今だからこそ読んでおきたい１冊。

 『基礎から始める、プロのためのライティング』
玄光社
被写体をどのように撮れば目的通りの仕上がりになるのか。写真だけでなく、絵を描く際にも必要となる技術です。光と影を自在に扱えるようになるための本。

 『メロンパンdeコッタ ：世界一かわいいメロンパンのつくり方』
花田　えりこ　著　/　主婦の友社
SNS、レシピ投稿サイトで話題になったキュートなメロンパンのレシピ本！目で楽しい！味でおいしい！自分だけのオリジナルメロンパンを作ってみませんか？

 『うおづら : 世界初の魚の顔図鑑』
森岡　篤　著　/大和書房
世界初！！イケメンから変顔まで、魚の真正面顔を集めました！知ってる誰かとそっくりな「うおづら」があるかも……？

 
他全56冊

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【女子美OGの本】

『ボール、みいつけた!』

女子美OG・宮野聡子さんの絵本。恥ずかしがり屋のこだぬき・ぷうが、ボール探しをきっかけにみんなと仲良くなっていく可愛らしい物語。

『ゆめぎんこう』

女子美OG・コンドウアキさんの絵本。ゆめを買い取り飴に変えて売る、ゆめぎんこうの店主ぺんぺんと、お客のやりとりが心温まる素敵な物語。

【書評に取り上げられた本】

『着物の国のはてな』

細かいルールが多くて面倒な着物の世界をわかりやすく解き明かす。縫わずに済む半襟用両面テープや夏でも着やすい素材の話など、着物とラフに付き合うポイントも紹介。産経新聞（2020/11/8）に書評掲載あり。

『横尾忠則創作の秘宝日記』

日本を代表する芸術家・横尾忠則氏が綴る、1498日の記録。80代になってもエネルギッシュな芸術家の日々のリアルが詰まっていて面白い。読売新聞（2020/12/13）に書評掲載あり。

【図書館員の注目本】

『マンガでわかる大学生のためのレポート・論文術』

書き方の基本的なルールから、文献調査・入手のテクニック、引用・注釈の表記方法、提出に至るまで、論文作成に必要なノウハウを漫画も用いて解説。とても分かりやすいのでオススメです。

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【女子美関連の本】

『東北の芸術家たち : 人生・仕事を語る』

音楽・美術・文芸の分野で活躍する東北ゆかりの芸術家18人を紹介。本学名誉教授の佐野ぬい先生は、子どもの頃映画で見たフランスの街並みに憧れ、画家を目指したという意外なエピソードを語る。

【書評に取り上げられた本】

『あるヘラジカの物語』

写真家・星野道夫氏の遺した1枚の写真から生まれた絵本。2頭のヘラジカの生涯を通し、自然の厳しさ、命のやり取りを静かに見つめた大切な物語です。毎日新聞書評（2020/9/19）に掲載あり。

『問いかけるアイヌ・アート』

それぞれの経験を通して出会ったアイヌ・アートの魅力と可能性、課題や今後の展開について、作家、研究者、学芸員、愛好会らが迫る。毎日新聞書評（2020/10/10）に掲載あり。

【図書館員の注目本】

『リアルサイズ古生物図鑑 : 古生物のサイズが実感できる! 新生代編』

古生物をサイズ感がわかるように、現代の写真にグラフィックで合成した図鑑。散歩中の犬と出会ったり、お風呂に入っていたり組み合わせが絶妙にシュール。

『ねこはるすばん』

ねこはるすばん！といって、じつはお出かけしているねこ。釣り堀、回転ずし、バッティングセンターと1日を満喫。リアルなタッチで描かれたねこが、外の世界では2足歩行というのも可笑しくて可愛い。

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【女子美ＯＧの本】

 『百花妖炎 : 加藤美紀画集』
加藤　美紀　著　／河出書房新社
女子美卒業生である加藤美紀さんの作品画集。国内外で飛躍的な活動を続けている最中に生まれた、妖しくも美しい女性を描いた作品は見る者を深く魅了します。

 
【図書館員の注目本】

 『舞妓モダン』
京都文化博物館　企画・編集　／青幻舎
京都のシンボル的な存在として知られている舞妓さん。しかし意外にもその歴史についてはあまり知られていません。様々な時代で描かれた美しい舞妓たちとその歴史を探った特別展「舞妓モダン」展の公式図録。

 『地域アートはどこにある？』
十和田市現代美術館　編著　／堀之内出版
「地域アートはどこにある？」プロジェクトの一環として多くの来場者を集めた展覧会「ウソから出た、まこと」展。実際の展覧会の様子と「地域アート」の在り方を問いたプロジェクトの記録が収められています。

 『よけいなひと言を好かれるセリフに変える 言いかえ図鑑』
大野　萌子　著　／サンマーク出版
友達や先輩、バイト先の人に「こんな時どう言えばいいの？」と迷ったことはありませんか？言い換え技術であなたの印象をプラスに変える、より良い人間関係を築くための本。

『スポメニック : 旧ユーゴスラヴィアの巨大建造物』
ドナルド・ニービル　著/[堀口　容子　翻訳]　／グラフィック社
「スポメニック」とはセルビア・クロアチア語やスロヴェニア語で「記念碑」という意味。旧ユーゴスラヴィア圏に建設されたスポメニックは何故建設されることになったのか、その物語をカラー写真と共に紐解きます。


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【女子美OGの本】

『それでも!女のはしょり道』

女子美OG・伊藤理佐さんの人気エッセイコミック第4弾。家事に子育てと日々忙しい中、ラクしてキレイを目指す、赤裸々なズボラ美容の実践録“はしょり道”に笑いと共感。

【女子美教員の本】

『だれも知らないレオ・レオーニ』

絵本『スイミー』の作者で知られるレオ・レオーニ氏の仕事をまとめた1冊。広告デザインに油絵など、絵本以外の作品が多数紹介され面白い。女子美非常勤講師・松岡希代子先生の共著

【書評に取り上げられた本】

『世界で一番美しい「もの」のしくみ図鑑』

身近な物の仕組みをカラー写真で分かりやすく解説。「布作り」の章では素材の種まきから機械で折られる仕組みまで取り上げる徹底ぶり。

『人はなぜ憎しみあうのか : 「群れ」の生物学』（上下巻）

アリやハチ、オオカミなど様々な群れの例と人とを比較。社会の存亡のカギは何か、生物学者である著者が考察する興味深い本。

『絵の幸福 : シタラトモアキ論』

画家・設楽知昭氏の作品と制作の姿勢を取り上げ、画家の幸せとは何かを論考。多数の作品図版に画家と学生の対話もあり読み応えのある1冊。

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【書評に取り上げられた本】

『アール・ブリュット湧き上がる衝動の芸術』

美術教育とは無縁に独自の発想・方法で制作する作者たちの作品を紹介。表現したいという欲求・衝動で生み出された強い力を感じます。

『内なる町から来た話』

87階に住むワニ、カエルに変わった重役、弁護士をつけたクマ…。ショーン・タン氏が描き綴る動物をテーマにした現代の寓話のような25の物語。

【図書館員の注目本】

『子どもの本から世界をみる : 子どもとおとなのブックガイド88』

月刊誌『教育』の「子どもと本」欄に掲載された紹介文を再構成。本を通し子どもと社会を見つめてきた専門家たちによる選書は、大人が読むべき本もたくさん。

『課題解決のための専門図書館ガイドブック』

切手、旅、化粧品など、日本全国の特定の資料に特化した図書館171館の利用案内や基本情報を紹介。キーワード索引も付いて便利な1冊。

『新標準・欧文タイポグラフィ入門 : プロのための欧文デザイン+和欧混植』

欧文フォントの歴史的背景から、文字組の細かなルール、ソフトウェアでの組版の鉄則など、押さえどころまとめた解説書。デザインスキルUPにオススメ。

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その他全25冊、ぜひご利用ください。

展示中の新刊図書は、2号館1階ロビーのガラスケース内 / カウンター前ともに貸出可能です。気になる本がありましたら、カウンターまでお越しください。

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